年周視差とは、地球が公転することによって、比較的近い星が遠い星を背景に 1 年周期でずれて見える角度(の半分)です。
| 星までの距離 | 年周視差 |
|---|---|
| 近い | 大きい |
| 遠い | 小さい |
距離(パーセク)と年周視差(秒)には の関係があり、年周視差を測れば距離がわかります。指を目の前に立てて左右の目で交互に見るとずれて見えるのと同じ原理です。19 世紀にベッセルが初めて観測しました。
たとえば、同じ星を半年おいて 2 回撮影し、2 枚の写真を重ね合わせてみます。遠くの星の並びはぴたりと重なるのに、手前の星だけがわずかにずれており、このずれの半分が年周視差です。ずれが大きい星ほど地球に近いと判断できます。
試験では 「年周視差=地球の公転で近い星がずれる角度・」が頻出です。近い星ほど年周視差が大きい点と、視差を使った距離測定の仕組みを押さえましょう。