用語集
鴨長明かものちょうめい
鎌倉時代初めの歌人・随筆家。 随筆方丈記の作者。
鎌倉時代初めの歌人・随筆家。 随筆方丈記の作者。
鴨長明(かものちょうめい)は、鎌倉時代の初めごろの歌人・随筆家です。代表作の随筆方丈記の作者として知られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時代 | 鎌倉時代の初め |
| 仕事 | 歌人・随筆家 |
| 代表作 | 方丈記(日本三大随筆の一つ) |
| 晩年 | 出家して山に小さな庵(いおり)を結んだ |
長明は、大きな火事や地震など、たびたびの災害を見て、世の中のはかなさを強く感じました。やがて出家して、わずか一丈四方(=約3メートル四方。これを「方丈」という)の小さな庵にこもり、その暮らしの中で方丈記を書き上げました。「方丈記」という題名も、この小さな住まいに由来します。
ポイント 「鴨長明=方丈記の作者」とすぐ結びつけられるようにする。小さな庵(方丈)に住んだことが題名のもとになっています。
鴨長明(1155頃〜1216)は、平安末期から鎌倉初期の歌人・随筆家です。京都の下鴨神社にゆかりのある家に生まれましたが、思うように立身できず、晩年に出家して京都郊外の日野に一丈四方(方丈)の庵を結び、『方丈記』を著しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生没年 | 1155頃〜1216 |
| 主著 | 『方丈記』(随筆) |
| 歌論書 | 『無名抄』 |
| 思想 | 仏教的無常観・隠遁 |
歌人としても評価が高く、歌論書『無名抄』も残しています。
ポイント 「鴨長明=方丈記=無常観=隠遁」というつながりが頻出です。同じ無常観の文学として、平家物語や徒然草と結びつけて時代背景(戦乱・天災の続いた中世初期)を理解しておくとよいでしょう。