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3 年生の社会では、 自分のすんでいる 「市」 や 「町」 のようすを学びました。
4 年生の社会では、 そこから一歩広げて、 「都道府県」 = 「県」 を中心 に学びます。 県の中身 を知るために、 統計 という、 数であらわした資料 の読み方も身につけます。
ポイント: 3 年生で学んだ 「市」 は、 自分 がすむ場所 のことでした。 4 年生で学ぶ 「都道府県」 は、 その 「市」 をいくつもあつめたもっと大きなまとまりです。 地図を見ながら、 自分 の県が日本 のどこにあるか確認 してみましょう。
4 年生の社会では、 つぎの 5 つのことを 1 年間 かけて学びます。
| 学習 するテーマ | 中身 |
|---|---|
| ① 都道府県 の様子 | 47 都道府県、 自分 の県の位置・地形・気候 |
| ② 人々の健康 や生活 を支える事業 | 水道・電気・ガス・ごみ・下水 |
| ③ 自然災害 から人々を守る | 地震・台風・豪雨・ハザードマップ |
| ④ 県内の 伝統 や 文化・先人 | 伝統行事・伝統工芸・郷土 の偉人 |
| ⑤ 県内の 特色 ある地域 | 農業 がさかんな地域・工業 がさかんな地域・観光 がさかんな地域 |
3 年生の 「市」 とくらべると、 見る範囲 がぐっと広くなっています。 自分 の県全体 を見わたす力が身につきます。
大事: 4 年生の社会は 「わたしたちのくらしはどんな人やしくみに支えられているか」 を知る 1 年です。 水道・電気・ごみのしくみや、 災害 から命を守る工夫 を学ぶことで、 ふだんあたりまえに使っているもののありがたさが見えてきます。
3 年生で学んだ 「市」 と、 4 年生で学ぶ 「県 (都道府県)」 はどうちがうのでしょうか。
| まとまり | 中身 | れい |
|---|---|---|
| 市・町・村 | 1 つのまち | 〇〇 市、 △△ 町 |
| 県 (府・道・都) | いくつもの市・町・村をあつめたもの | 〇〇 県 (中に 〇〇 市・△△ 町・□□ 村など) |
| 地方 | いくつもの県をあつめたもの | 関東地方 (中に 1 都 6 県) |
| 国 | 全部 の地方 をあつめたもの | 日本 (中に 47 都道府県) |
| まとまり | 主な役割 |
|---|---|
| 市 | ごみの収集、 小・中学校 のせっち、 こどもかんの運営 |
| 県 | 県立高校 のせっち、 県の道路・橋 の整備、 県の 警察 |
| 国 | 外国 とのつきあい、 自衛隊、 大きなルール (法律) のせってい |
ポイント: 「市できまること」 と 「県できまること」 と 「国できまること」 は別です。 たとえば 「ごみ出しの日」 は市がきめますが、 「県立高校 のしけん」 は県がきめます。 4 年生では 「県がどんな役割 をしているか」 をていねいに見ていきます。
地図 を見ずに、 つぎの質問 に答えられますか。
答えられなかったら、 地図帳 を開いて確認 しましょう。 これから 1 年間、 自分 の県が学習 の中心 になります。
4 年生の社会では、 「統計」 (とうけい) という、 物事 を 数 であらわした資料 がたくさん出てきます。
| ことば | 意味 |
|---|---|
| 統計 | 数であらわしたしらべの結果 |
| 人口 | その場所 にすむ人の数 |
| 面積 | その場所 の広さ |
たとえば、 「自分 の県には何人がすんでいるか」 「どれぐらいの広さか」 を知るには、 統計 を見ます。
統計 の数字 は、 グラフ にするとぱっと分かります。 4 年生でよく使うグラフはつぎのとおりです。
| グラフ | つかうところ | れい |
|---|---|---|
| 棒グラフ | 数をくらべる | 県ごとの人口 |
| 折れ線グラフ | 時間 とともに変わるもの | 年ごとの人口 の変化 |
| 円グラフ | 全体 に占めるわり合い | 県で作る物のわり合い |
| 帯グラフ | 全体 のわり合い (くらべる) | 県ごとの産業 のわり合い |
つぎの表は、 ある県の 「年ごとの人口」 をまとめたものです (数値 は練習用の例)。
| 年 | 人口 |
|---|---|
| 1990 年 | 80 万人 |
| 2000 年 | 85 万人 |
| 2010 年 | 82 万人 |
| 2020 年 | 75 万人 |
ポイント: グラフ を見たら、 まず 「横軸 が何か」 「たて軸 が何か」 「単位 は何か (人か万人か)」 を確かめます。 そのあとで 「ふえているか、 へっているか」 を見ます。
統計 の数字 を信じるために、 つぎのことを必ず確認 します。
| 確認 すること | なぜ |
|---|---|
| ① 出典 (どこがしらべたか) | 国や県が出した資料 かどうか |
| ② 調査年 (いつしらべたか) | 古い データ は今とちがうかも |
| ③ 単位 (人か万人か) | 桁 をまちがえると大ちがい |
「出典」 とは、 「その資料 を出したのは誰か」 ということです。 多くは 「総務省 統計局」 や 「自分 の県の統計年鑑」 と書かれています。 出典 が書かれていない数字 は、 信じないことが大事です。
4 年生でよく使う道具 を紹介 します。
| 道具 | どんなときにつかうか |
|---|---|
| 地図帳 | 県の位置・地形・主な都市 を見る |
| 統計年鑑 | 県の人口・面積・産業 の数字 を見る |
| 県のパンフレット | 県が出している紹介資料 |
| インターネット | 県のホームページで最新情報 をしらべる |
地図帳 には、 つぎの種類 の地図 がのっています。
| 地図 の種類 | 何が分かるか |
|---|---|
| 行政地図 | 県や市の区切り、 県庁所在地 |
| 地形地図 | 山・川・海・平野 の様子 |
| 気候地図 | 雨や気温 のちがい |
| 産業地図 | 農業・工業 の場所 |
大事: 地図帳 を開くと、 まず 「凡例」 (はんれい) があります。 これは 「この印はこういう意味 です」 と説明 したもの。 地図 を読むときは、 必ず 凡例 を先に見ましょう。
インターネット はべんりですが、 つぎのことに注意 しましょう。
4 年生の社会は全部 で 10 章です。 1 年を通して学ぶ順番 を紹介 します。
| 章 | タイトル | 領域 | 時期 の目あて |
|---|---|---|---|
| 1 | 4 年生の社会をはじめよう | — | 4 月 |
| 2 | 47 都道府県 と日本 の 地方区分 | (1) | 4〜5 月 |
| 3 | 自分 の 都道府県 の様子 | (1) | 5〜6 月 |
| 4 | 飲み水のしくみ (水道) | (2) | 6〜7 月 |
| 5 | 電気 とガスのしくみ | (2) | 7〜9 月 |
| 6 | ごみと下水 のしくみ | (2) | 9〜10 月 |
| 7 | 自然災害 から身を守る | (3) | 10〜11 月 |
| 8 | 県の 伝統行事 と 先人 | (4) | 11〜12 月 |
| 9 | 県の 特色ある地域 | (5) | 1〜2 月 |
| 10 | 4 年生の社会のまとめ | — | 2〜3 月 |
ポイント: 第 4 章 (水道) ・ 第 5 章 (電気 とガス) ・ 第 6 章 (ごみ) はつながっています。 「わたしたちのくらしを支える 公共サービス」 が共通 のキーワード。 3 つの章を学んだあとで、 「もし 水道 や電気 がなかったら」 と想像 すると、 しくみの大事さがよくわかります。
この章で学んだことをふりかえりましょう。
次の章: 第 2 章では、 日本 の 47 都道府県 の名前と位置 を学びます。 8 つの 地方区分 に分けておぼえると、 ぐっと覚えやすくなります。 4 年生の社会の土台 となる章です。