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社会しゃかい 4年生ねんせい

県けんの 特色とくしょくある 地域ちいき

最終さいしゅう確認かくにん日び:

この章しょうで学まなぶこと

1 つの県けんの中なかでも、 場所ばしょによって 「どんな仕し事ごと がさかんか」 がちがいます。 これが 特色ある地域とくしょくあるちいき です。

  • 農業地域のうぎょうちいき (平へい 野や・盆ぼん 地ち など) の様子ようすを知しる
  • 工業地域こうぎょうちいき (港みなと・大おおきな都市としのそばなど) の様子ようすを知しる
  • 観光地域かんこうちいき (温おん泉せん・歴れき史し・自じ然ぜん) の様子ようすを知しる
  • 地ち 形けい や 気き候こう と産業さんぎょうの つながり を知しる
  • 地ち域いき同どう士し の 物の流れもののながれ と 交通こうつう を知しる

ポイント: 同おなじ県けんの中なかでも、 山やまのそばは 農のう業ぎょう、 港みなとのそばは 工こう業ぎょう、 温おん泉せん のそばは 観かん光こう、 と場所ばしょによって仕し事ごと がちがいます。 これは その土と地ち の自し然ぜん (地ち形けい・気き候こう) と大おおきく関かん係けい しています。

1. 農業のうぎょうがさかんな地域ちいき

農のう業ぎょうとは、 田たんぼや 畑はたけ で 食べ物たべもの (お 米こめ・野や菜さい・果くだ物もの) を 育そだ てる仕し事ごと です。 農のう業ぎょうがさかんな場所ばしょには、 いくつかの 共きょう 通つう点てんがあります。

農業地域のうぎょうちいき の特とく色しょく

特とく色しょく理り由ゆう
① 平へい 野や・盆ぼん 地ち が多おおい広ひろい平たいらな土と地ち が 必ひつ要よう
② 水すいが 豊ほう 富ふ田たんぼや 畑はたけ に水みずがいる
③ 気き候こう が良よい温あたた かくて雨あめが適てき度ど
④ 土つち が良よい栄えい 養よう分ぶんが 豊ほう富ふ な 土つち

農のう 作さく物もつと育そだてる場所ばしょの 例れい

農のう 作さく物もつ育そだつ場所ばしょ全ぜん国こく の主おも産さん地ち (一いち例れい)
お 米こめ (水すい稲とう)広ひろい 平へい 野や・水みずが多おおい新にい 潟がた 県けん・北ほっ海かい 道どう・秋あき 田た 県けん
ジャガイモ冷つめたい気き候こう北ほっ海かい 道どう
キャベツ涼すずしい高こう原げん長なが 野の 県けん・群ぐん 馬ま 県けん
レタス涼すずしい高こう原げん長なが 野の 県けん
いちご温あたた かい平野へいや栃とち 木ぎ 県けん・福ふく 岡おか 県けん
みかん温あたた かい 海かい岸がん愛え 媛ひめ 県けん・和わ 歌か 山やま 県けん・静しず 岡おか 県けん
りんご冷つめたい気き候こう青あお森もり 県けん・長なが 野の 県けん
ぶどう盆ぼん 地ち山やま 梨なし 県けん・長なが 野の 県けん

高原こうげんでの野や菜さい作つくり

長なが 野の 県けん のような 高原こうげん では、 夏なつ でも 涼すずしいことを利り用よう して、 ふつう春はる 〜 秋あき に作つくられるキャベツやレタスを 夏なつ に作つくる ことができます。 これを 「高原野菜こうげんやさい」 と言いいます。

大事だいじ: 高原野菜こうげんやさい は、 他ほか の地ち域いき でキャベツやレタスが作つくれない 夏なつ に 収しゅう 穫かく できるので、 高たかい 値ね 段だん で 売う れます。 これは 「気き候こう の 特とく色しょく を生いかした 農のう業ぎょう」 のよい 例れい です。

2. 工業こうぎょうがさかんな地域ちいき

工こう業ぎょうとは、 機き械かい や 道どう具ぐ を 使つか って 製せい 品ひん (車しゃ・電でん気き 製せい 品ひん・食べ物たべものなど) を作つくる仕し事ごと です。 工こう業ぎょうがさかんな場所ばしょには 、 農のう業ぎょうとはちがう 共きょう 通つう点てんがあります。

工業地域こうぎょうちいき の特とく色しょく

特とく色しょく理り由ゆう
① 港みなと がある原げん 料りょう を 外がい国こく から 輸ゆ 入にゅう、 製せい 品ひん を 輸ゆ 出しゅつ
② 広ひろい土と地ち大おおきな工こう場じょう が 建た てられる
③ 人ひと が多おおい働はたらく人じんが 集あつ めやすい
④ 交こう通つう が 便べん 利り高こう速そく道どう路ろ・鉄てつ 道どう が通かよっている
⑤ 水すいが 豊ほう 富ふ製せい 品ひん作つくりに水みずがいる

主おもな 工こう業地帯たい・地ち域いき (一いち例れい)

名前なまえ場所ばしょ特とく色しょく
京浜工業地帯けいひんこうぎょうちたい東京とうきょう・神か奈川ながわ機き械かい・電でん気き
中京工業地帯ちゅうきょうこうぎょうちたい愛あい 知ち・岐ぎ 阜ふ・三み 重え自じ動どう車しゃ (世せ界かい一)
阪神工業地帯はんしんこうぎょうちたい大おお 阪さか・兵ひょう 庫ご鉄てつ・化か 学がく
北九州工業地帯きたきゅうしゅうこうぎょうちたい福ふく 岡おか鉄てつ・化か 学がく
瀬戸内工業地域せとうちこうぎょうちいき岡おか 山やま・広ひろ 島しま・山やま 口ぐち化か 学がく・造ぞう船せん

工こう業ぎょうの種しゅ類るい

種しゅ類るい作つくるもの
重化学工業じゅうかがくこうぎょう鉄てつ・自じ動どう車しゃ・化か 学がく 製せい 品ひん (大おおきな物もの)
軽工業けいこうぎょう食べ物たべもの・繊せん 維い・紙かみ (軽かるい物ぶつ)
先端技術工業せんたんぎじゅつこうぎょうコンピューター・ロボット (新あたらしい技ぎ術じゅつ)

ポイント: 工こう業ぎょうがさかんな場所ばしょは 港みなと や大おおきな都市としのそば に 集あつ まっています。 外がい国こく との 貿ぼう 易えき (物ぶつの売うり 買かい) が多おおいからです。

3. 観光かんこうがさかんな地域ちいき

観かん光こう とは、 他ほか の場所ばしょから 人ひと が 遊あそ びに来くる ことです。 観かん光こう がさかんな場所ばしょには、 他ほか にはない 魅力みりょく があります。

観光地域かんこうちいき の種しゅ類るい

種しゅ類るいれい例れい
温泉おんせん 街がいお 湯ゆ が 湧わ く場所ばしょ群ぐん 馬ま 県けん 草くさ 津つ、 大おお 分いた 県けん 別べっ 府ぷ
歴れき史し の町まちお寺てら・城しろ が多おおい京きょう都と・奈な 良ら、 兵ひょう 庫ご 県けん 姫ひめ 路じ
自じ然ぜん の美うつくしい場所ばしょ山やま・海うみ・湖みずうみ北ほっ海かい 道どう、 富ふ 士じ 山さん
スキー場じょう雪ゆき が多おおい山やま長なが 野の 県けん、 新にい 潟がた 県けん
海かい水すい 浴よく 場じょうきれいな 砂すな 浜はま沖おき 縄なわ 県けん、 千ち 葉ば 県けん
祭まつり の町まち伝でん統とう 行ぎょう 事じ が有名ゆうめい青あお森もり 県けん ([ねぶた])、 徳とく 島しま 県けん (阿波踊りあわおどり)
特とく 産さん品ぴんの町まちおいしい食べ物たべもの山やま 梨なし 県けん (ぶどう・ワイン)

観かん光こう地で働はたらく人ひと

仕し事ごとはたらき
ホテル・旅りょ館かんお客きゃくさんが 泊とまる場所ばしょを 用よう 意い
飲いん食しょく 店てんおいしい物ものを出だす
おみやげ屋や特とく 産さん 品ひん を 売う る
バス・タクシーお客きゃくさんを 運はこ ぶ
観かん光こう 協きょう会かい観かん光こう 情じょう 報ほう を発はっ信しん、 イベントを 企き画かく

大事だいじ: 観かん光こう がさかんな地ち域いき は、 他ほか から来くる人ひと がお金かねを 使つか ってくれるので、 地ち 域いき が 元げん気き になります。 でも 観かん光こう客がごみを 捨す てたり、 騒さわいだりすると 地ち 域いき の人ひとがこまります。 観かん光こう客として行いくときは マナー を守まもりましょう。

4. 地形ちけいと産業さんぎょうの関係かんけい

産さん業ぎょう (農のう業ぎょう・工こう業ぎょう・観かん光こう) は、 その土と地ち の 地ち 形けい と 気き候こう に大おおきく関かん係けい しています。

地ち 形けい と 産さん業ぎょうの関かん係けい

地ち 形けいさかんな 産さん業ぎょう理り由ゆう
平へい 野や農のう業ぎょう (お 米こめ・野や菜さい)広ひろい平たいらな土と地ち
盆ぼん 地ち果くだ物もの (ぶどう・もも)昼ひると夜よるの 気き温おん差が大だい
高こう原げん高原野菜こうげんやさい、 観かん光こう (スキー)涼すずしい 気き候こう
海かい岸がん漁ぎょ業ぎょう、 観かん光こう (海かい水すい 浴よく)海うみが 近ちかい
港みなと工こう業ぎょう、 貿ぼう 易えき大おおきな船ふねが来きたられる
山やま林りん業ぎょう、 観かん光こう (温おん泉せん)森もり とお湯ゆ
島しま漁ぎょ業ぎょう、 観かん光こう周まわ りが海うみ

気き候こう と 産さん業ぎょうの関かん係けい

気き候こうさかんな 産さん業ぎょうれい
温あたた かい (南みなみ)みかん・温おん室野むろの菜さい愛え 媛ひめ・沖おき 縄なわ
寒さむ い (北きた)じゃがいも・小しょう麦ばく・酪らく農のう北ほっ海かい 道どう
雪ゆき が多おおいスキー 観かん光こう、 雪ゆき 国ぐに の 文ぶん化か新にい 潟がた・長なが 野の
雨あめ が少すくない塩作づくり、 瀬せ 戸と内うち農のう業ぎょう瀬せ 戸と内ない

5. 地域ちいき同士どうしのつながり

特とく色しょく ある地ち域いき は 「ばらばら」 ではなく、 互たがいに 「つながり」 を持もっています。

物の流れもののながれ (フードマイレージ・流りゅう通つう)

地ち域いき出だす物もの送おく る先さき
農のう業地域いきお 米こめ・野や菜さい・果くだ物もの都市とし (工こう業地域いき)
工こう業地域いき車くるま・電でん気き 製せい 品ひん全ぜん国こく の都市とし
都市とし (消しょう 費ひ地ち)お金かね・人ひと全ぜん国こく
漁ぎょ業地域いき魚さかな都市とし (大おおきな市場いち)
観かん光こう地思おもい出で・特とく 産さん 品ひんお客きゃくさんの住すむ地ち域いき

交通こうつう と 運うん 輸ゆ

種しゅ類るい主おもに 運はこ ぶもの
トラック短みじかい 距きょ離り (県内けんない・近きん 県けん)
鉄てつ道どう (貨か物もつ列れっ車しゃ)中距きょ離り (県けんをこえる)
船ふね大おおきな物もの・長ながい 距きょ離り (外がい国こく と)
飛ひ行こう 機き軽かるい・急きゅう ぎの物ぶつ・人ひと

地ち域いき同どう士し が 助たす け合あう

れいくわしく
田舎いなかから都市としへ食べ物たべもの・木き材ざい・電でん気き
都市としから田舎いなかへお金かね・情じょう報ほう・観かん光こう客
災さい害がい のとき被ひ災さい地へ 全ぜん 国こく から 支し 援えん

ポイント: わたしたちが食たべるお 米こめ や野や菜さい は、 遠とお い県けんから 運はこ ばれてきています。 反はん対たい にわたしたちの県けんで作つくられた物ものが、 遠とお い県けんで食たべられています。 日にっ 本ぽん全ぜん体たい が 「お 互たがいに 助たす け合あう」 つながりで動うごいているのです。

6. ふりかえり

この章しょうで学まなんだことをふりかえりましょう。

  • 農業地域のうぎょうちいき (平へい 野や・盆ぼん 地ち・高原こうげん) の特とく色しょく と 農のう 作さく物もつを言いえる
  • 工業地域こうぎょうちいき (港みなと・大都市だいとしのそば) の特とく色しょく と 製せい 品ひん を知しった
  • 観光地域かんこうちいき (温泉おんせん・歴れき史し・自じ然ぜん) の種しゅ類るい を言いえる
  • [ ]地ち 形けい や 気き候こう と 産さん業ぎょうの つながり を言いえる
  • [ ]高原野菜こうげんやさい が 「気き候こう を生いかした 農のう業ぎょう」 の 例れい とわかった
  • 物の流れもののながれ で地ち域いき同どう士し が結むすばれていることを知しった
  • [ ]交通こうつう (トラック・鉄てつ道どう・船ふね・飛ひ行こう 機き) のつかいわけを知しった

この章しょうの安全あんぜんとマナー

  • 観かん光こう地へ行いくときは そこに住すむ 人ひと の生せい活かつ を大たい切せつ に、 大おおきな声こえを出ださない・写しゃ真しん撮さつ影えい のマナーを守まもる
  • 神じん 社じゃ・お寺てら・城しろ などの 古ふるい 建たて物もの に 勝か手って に触さわらない
  • ごみは 必かならず持もち 帰かえ る (観かん光こう地を 汚よご さない)
  • 農のう 作さく 業ぎょう 中ちゅう の 畑はたけ や田たんぼに 勝か手って に入はいらない (農のう 家か の 人ひと がこまる)
  • 工こう場じょう見けん学がくでは 案あん内ない する 人ひと の 指し示じ に従したがう (機き械かい が動うごいている場所ばしょは 危き険けん)
  • 山やま や海うみで遊あそぶときは 大人おとな と一いっ緒しょ に、 天気てんきや 波なみ に注ちゅう意い
  • 観かん光こう地での 写しゃ真しん撮さつ影えい は 人ひと が 写うつ る場ば合あい に 許きょ可か を 取と る

次じの章しょう: 第だい 10 章しょうでは、 4 年ねん生せい で学まなんだことをふりかえり、 5 年ねん生せい (国土こくど・産さん業ぎょう) へのつなぎをします。

まとめ — 県けんの特色とくしょくある地域ちいきを 3 行くだりで

  • 県けんの中なかには 農業地域のうぎょうちいき(平野へいや・盆地ぼんち・高原こうげん)・工業地域こうぎょうちいき(港みなとや大都市だいとしのそば)・観光地域かんこうちいき(温泉おんせん・歴史れきし・自然しぜん)がある。
  • 高原野菜こうげんやさい のように、地形ちけいや気候きこうを生いかした産業さんぎょうがそれぞれの地域ちいきで育そだっている。
  • 地域ちいき同士どうしは 物の流れもののながれ と 交通こうつう(トラック・鉄道てつどう・船ふね・飛行機ひこうき)で結むすばれ、お互たがいに助たすけ合あっている。
この教材きょうざいは役やくに立たちましたか?