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社会しゃかい 4年生ねんせい

飲のみ水すいの しくみ

最終さいしゅう確認かくにん日び:

この章しょうで学まなぶこと

家いえで 蛇じゃ 口ぐち をひねると、 すぐに きれいな水みず が出でてきます。 これを 水道水すいどうすい と言いいます。

ふだんあたりまえに使つかっている水みずは、 じつは たくさんの人ひとやしくみ がはたらいて、 やっと家いえにとどくのです。

  • 1 日ひにわたしたちが使つかう 水すいの量りょう を知しる (約やく 200 L)
  • 水道水すいどうすい が来くるまでの流ながれを知しる (ダムだむ → 取しゅ 水すい → 浄水場じょうすいじょう → 配水池はいすいち → 家いえ)
  • 浄水場じょうすいじょう で水みずをきれいにする 4 つのだんかいを知しる
  • 水道局すいどうきょく ではたらく人ひとの仕し事ごと を知しる
  • 水みずを大切たいせつに使つかう 節水せっすい のくふうを学まなぶ

ポイント: 世界せかいでは、 蛇じゃ 口ぐち から安全あんぜんに飲のめる水みずが出でる国くには ごくわずか です。 日本ほん はその数少かずすくない国くにの 1 つ。 日本ほん の 水道水すいどうすい が安心あんしんして飲のめるのは、 浄水場じょうすいじょう や 水道局すいどうきょく で働はたらく人ひとのがんばりのおかげです。

1. わたしたちが 1 日ひに使つかう水みずの量りょう

わたしたちは、 1 日ひに どれぐらい の水みずを使つかっているでしょうか。

1 人ひとが 1 日ひに使つかう水みずの量りょう

1 人ひとが 1 日ひに使つかう水みずの量りょう
約やく 200 L (リットル)

200 L は、 牛乳ぎゅうにゅうパック (1 L) で 200 個こ 分ぶん。 大おおきなバケツにすると 20 〜 25 個こ分ぶんです。

何なにに使つかうか (内うち訳わけ)

使つかい道みち使つかう量りょう (1 人ひと 1 日にち)わり合あい
トイレ約やく 40 〜 50 L約やく 21 %
おふろ・シャワー約やく 40 〜 60 L約やく 24 %
食しょく事じ・台所だいどころ約やく 40 〜 50 L約やく 23 %
せんたく約やく 30 〜 40 L約やく 16 %
その他た (せんめん・歯はみがきなど)約やく 20 〜 30 L約やく 16 %

大事だいじ: トイレとおふろで、 全ぜん体たい の 約やく半分はんぶん の水みずを使つかっています。 ここを工く夫ふう するだけで、 かなりの 節水せっすい になります。

4 人ひと家族かぞくだとどれぐらい

人数にんずう1 日にちの水みず
1 人ひと約やく 200 L
4 人ひと家族かぞく約やく 800 L
1 か月げつ (4 人ひと家族かぞく)約やく 24,000 L (24 t)

24 t とは、 大おおきなタンクローリー 1 台たいぶん。 こんなにたくさんの水みずが、 毎月まいつき、 1 つの家いえにとどいているのです。

2. 水道すいどう水すいが来くるまで

蛇じゃ 口ぐち から出でる水みずは、 山さん や 川がわ から来きています。 その流ながれを見みてみましょう。

山あいに作られた黒部ダムと、 はげしく放水するようす
ダムだむ は川かわの水みずをせきとめてためる大おおきな建造けんぞう物ぶつ。 ためた水みずは飲のみ水すいや田畑たはた、 発電はつでん に使つかわれ、 こう水みずをふせぐはたらきもある。 写真しゃしんは富山とやま県けんの黒部くろべダム。

水みずの流ながれ (川がわ → 家いえ)

順じゅん番ばん場ば所しょやること
①山さん雨あめや雪ゆきがふる
②川がわや ダムだむ水みずをためる
③取しゅ 水すい口川かわや ダムだむ から水みずをとる
④浄水場じょうすいじょう水みずをきれいにする
⑤配水池はいすいちきれいな水みずをためる (高たかい所ところ)
⑥水道管すいどうかん地下ちかを通とおって各かく家いえへ
⑦家かの 蛇じゃ 口ぐち出でてくる !

ダムのはたらき

ダムだむ とは
川かわをせき止とめて、 大量たいりょうの水みずをためる大おおきなしせつ

ダムだむ があると、 つぎのようなよいことがあります。

よいことくわしく
① 水すいを一年中いちねんじゅう安定あんていしてとれる雨あめが少すくない時じ期き でも、 ためておいた水みずを出だせる
② 水害すいがい をふせぐ大雨おおあめのとき、 水みずをためることで川かわのはんらんをふせぐ
③ 電でん気き を作つくる水力発電すいりょくはつでん (第だい 5 章しょうで学まなぶ)

取しゅ 水すい口とは

ダムだむ や川かわから水みずをとる入いり口くちを 取しゅ 水すい口 (しゅすいこう) と言いいます。 ここから 大おおきなパイプ で 浄水場じょうすいじょう へ水みずを送おくります。

ポイント: 川かわや ダムだむ の水みずは、 このままではまだ飲のめません。 葉はっぱ・どろ・小ちいさな生いき物もの・ばい菌きん (ばいきん) がまざっています。 これを 浄水場じょうすいじょう できれいにして、 やっと飲のめる水みずになります。

3. 浄水じょうすい場じょうのしくみ

浄水場じょうすいじょう では、 川かわの水みずを 4 つのだんかい できれいにします。

浄水じょうすい場じょうの 4 段階だんかい

順じゅん番ばんやることくわしく
① ごみ取とりあらいごみをとる葉はっぱ・木きのえだ・大おおきなごみをふるいでとる
② 沈殿ちんでんどろをしずめる水みずをゆっくり流ながすと、 重おもいどろが下したにしずむ。 薬品やくひん を入いれてしずみやすくすることも
③ ろ過ろか細こまかいごみをとる砂すなや小ちいさな石いしのそうを通とおして、 細こまかいよごれをとる
④ 消毒しょうどくばい菌きんをころす塩素えんそ を少すこし入いれて、 ばい菌きんをころす

4 段階だんかいを表ひょうにまとめる

段だん階かい取とり出だすもの道どう具ぐ
① ごみ取とり大おおきなごみふるい
② 沈殿ちんでんどろ沈殿池ちんでんち (大おおきなプール)
③ ろ過ろか細こまかいよごれろ過池ろかち (砂すなと石いしのそう)
④ 消毒しょうどくばい菌きん塩素えんそ

4 段階だんかいを通とおるとどうなるか

入いり口くち (川がわの水みず)出口でぐち (水道水すいどうすい)
にごっているとうめい
葉はっぱ・どろありなし
ばい菌きんありなし (安全あんぜんに飲のめる)

大事だいじ: 浄水場じょうすいじょう で 4 段階だんかいを通とおすことで、 川かわの水みずが 安心あんしんして飲のめる水みず に変かわります。 消毒しょうどく に使つかう 塩素えんそ はごく少すこしで、 体からだに害がいはありません。 むしろ、 これがないと病気びょうきになるおそれがあります。

配水はいすい池ちと水道すいどう管かん

きれいになった水みずは、 配水池はいすいち という大おおきなタンクにためられます。 配水池はいすいち は 高たかい場ば所しょ にあります。

なぜ高たかい場所ばしょにあるか
高たかい所ところから低ひくい所ところへ水みずを流ながすと、 ポンプを使つかわずに自然しぜんに水みずが流ながれるから

そこから 水道管すいどうかん というパイプを通とおって、 道みちの下したを通とおり、 家いえまで水みずが届とどきます。

水道管すいどうかん のこと
道みちの下したに 何なん千せん km ものパイプがうまっている
家いえのそばに 水道すいどうメーター があり、 どれだけ使つかったかをはかる

4. 水道局すいどうきょくで働はたらく人ひとのしごと

水道水すいどうすい が安全あんぜんにとどくために、 水道局すいどうきょく でたくさんの人ひとが働はたらいています。

水道局すいどうきょくの主おもな仕し事ごと

仕し事ごとくわしく
① 浄水場じょうすいじょう の運うんてん水みずをきれいにするきかいをうごかす
② 水すいの 水質検査すいしつけんさ1 日ひ何なん度ども水みずをしらべ、 安全あんぜんかどうかをたしかめる
③ 水道管すいどうかん の点てんけんパイプが古ふるくなっていないか、 こわれていないかを見みる
④ 漏水ろうすい の修しゅう理り水みずがもれている場ば所しょ を見みつけて直なおす
⑤ ダムだむ や川かわの見みまわり水みずの量りょうやきれいさを見みる
⑥ 市民しみんへのせつめい出前でまえ教きょう室しつ やパンフレットで知しらせる

水質すいしつ検査けんさとは

「水質検査すいしつけんさ」 とは、 水みずが 安全あんぜんかどうか をしらべる仕し事ごと です。

しらべることなぜ
色いろ・におい・にごり見みて・かいですぐわかる
pH (酸性さんせい・アルカリ性あるかりせい)体からだに安全あんぜんなはんいか
ばい菌きんの数かず病気びょうきにならないか
塩素えんそ の量りょうきちんと 消毒しょうどく されているか

水道局すいどうきょく では、 1 日ひに 何なん十じゅう回かい も 水質検査すいしつけんさ をして、 すこしでもおかしいと思おもったらすぐに対たい応おう します。

24 時間じかんはたらくしくみ

水みずは 24 時間じかん いつでも出でるようになっています。 そのため、 水道局すいどうきょく の仕し事ごと は 夜よるも休やすみの日ひも 続つづいています。 夜よるねている間まも、 浄水場じょうすいじょう ではきかいが動うごき、 水質検査すいしつけんさ が行おこなわれています。

大事だいじ: わたしたちが朝あさ起おきて、 すぐに 歯は をみがけるのは、 夜中よなかも働はたらいてくれた人ひとがいるからです。 ふだん目めに見みえないけれど、 水道局すいどうきょく で働はたらく人ひとに かんしゃ の気持きもちを持もちましょう。

5. 水みずを大切たいせつに使つかうくふう

水道水すいどうすい は ただではありません。 月つきごとに 水道すいどう料りょう金きん をはらっています。 そして、 川かわや ダムだむ の水みずには 限かぎり があります。 雨あめが少すくない年ねんは、 水みずが足たりなくなって 渇水かっすい というじょうたいになります。

節水せっすいのくふう

毎日まいにちできる 節水せっすい のくふうを表ひょうにします。

場ば所しょくふう
歯は みがき水みずを出だしっぱなしにしない (コップにくむ)
シャワー短みじかめにする、 体からだを洗あらう間まは止とめる
おふろ残のこり湯ゆをせんたくにつかう
食器しょっきあらいためあらい、 油あぶらは紙かみでふいてから
せんたくまとめてあらう
トイレ大だいと小しょうを使つかいわける (新あたらしいトイレ)

1 日にち 1 人ひと 100 mL 節水せっすいすると

1 人ひとが 1 日ひに 100 mL 節水せっすい すると
1 か月げつで 3 L
4 人ひと家族かぞくだと 1 か月げつで 12 L
1 つの市し (10 万まん人にん) だと 1 日にちで 10,000 L = 10 t

節水せっすい は、 ひとりひとりは少すこしでも、 みんながやると 大おおきな力ちから になります。

渇水かっすいとは

渇水かっすい とは、 雨あめが少すくなくて ダムだむ の水みずがへってしまい、 水道水すいどうすい が足たりなくなることです。 渇水かっすい が起おこると、 つぎのことが起おこります。

渇水かっすい のえいきょう
水道すいどうの出しゅつが弱よわくなる (減圧給水げんあつきゅうすい)
時間じかんを決きめて水道すいどうを止とめる (時間給水じかんきゅうすい)
田たんぼや畑はたけに水みずが行いかなくなる
工こう場じょう で物ものが作つくれなくなる

節水せっすい は、 ふだんから心こころがけることが大切たいせつです。

6. ふりかえり

この章しょうで学まなんだことをふりかえりましょう。

  • 1 人ひとが 1 日ひに使つかう水みずの量りょうは 約やく 200 L だと言いえる
  • [ ]水道水すいどうすい が来くる流ながれ (ダムだむ → 取しゅ 水すい → 浄水場じょうすいじょう → 配水池はいすいち → 家いえ) を順じゅんに言いえる
  • [ ]浄水場じょうすいじょう の 4 段だん階かい (ごみ取とり → 沈殿ちんでん → ろ過ろか → 消毒しょうどく) を言いえる
  • [ ]消毒しょうどく につかうものは 塩素えんそ だと知しっている
  • [ ]配水池はいすいち は 高たかい場ば所しょ にある理由りゆうを言いえる
  • [ ]水道局すいどうきょく で働はたらく人ひとの仕し事ごと を 3 つ言いえる
  • 節水せっすい のくふうを 3 つ言いえる

この章しょうの安全あんぜん配はい慮りょ

  • 水道すいどう の設せつ備び (浄水じょうすい場じょう・配水はいすい池ち・水道すいどう管かん) にさわらない — 大おおきな機械きかいがあり、 子こどもが入はいると危き険けん
  • 学がっ校こう で 浄水場じょうすいじょう の見学けんがく に行いくときは、 必かならず案あん内ない の人ひとの指し示じ に従したがう
  • 川かわや ダムだむ に近ちかづくときは、 必かならず大人ひと と一緒いっしょに。 水辺みずべは 滑すべりやすく て落おちると助たすかりにくい
  • 学がっ校こう の 冷水れいすい機き や水道すいどうの 蛇じゃ 口ぐち がこわれたら、 自じ分ぶん で直なおさずすぐに先生せんせいに知しらせる
  • 古ふるい 水道管すいどうかん から出でる水みず (赤あかい水みずやにごった水みず) が出でたときは、 飲のまずに大人おとなに知しらせる
  • 水道局すいどうきょく で働はたらく人ひとへのかんしゃ を忘わすれずに。 24 時間じかん、 わたしたちのくらしを支ささえている

次じの章しょう: 第だい 5 章しょうでは、 家いえで使つかう 電でん気き とガス がどこから来くるかを学まなびます。 発電所はつでんしょ やガス工こう場じょう から、 家いえまでの流ながれを知しると、 公共サービスこうきょうさーびす のありがたさがもっと見みえてきます。

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