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社会しゃかい 4年生ねんせい

ごみと 下水げすいの しくみ

最終さいしゅう確認かくにん日び:

この章しょうで学まなぶこと

毎日まいにち、 わたしたちの家いえからたくさんの ごみ や 下水げすい が出でています。 これらはどこへ行いき、 どのように 処しょ理り されているのでしょうか。

  • 1 人ひとが 1 日ひに出だす ごみの 量りょう を知しる
  • ごみの 分別ふんべつ (燃もえる・燃もえない・資源ごみしげんごみ・粗そ大だい ごみ) を知しる
  • ごみの行ゆき先さき (焼却場しょうきゃくじょう・最終処分場さいしゅうしょぶんじょう・リサイクル工場リサイクルこうじょう) を知しる
  • 家いえから出でる 下水げすい が 下水処理場げすいしょりじょう できれいになるしくみを知しる
  • わたしたちにできる 3R (リデュースりでゅーす・リユースりゆーす・リサイクルりさいくる) を学まなぶ

ポイント: 第だい 4 章しょう (水道すいどう) で学まなんだように、 きれいな水みずが家いえに 届とどきます。 でもその水みずを使つかったあとは 「下水げすい」 となり、 食しょく事じ のあとは 「ごみ」 が出でます。 これらを正ただしく処しょ理り することが、 清せい潔けつ なまちと 豊ゆた かな 自し然ぜん を 守まも ることにつながります。

1. 1 人ひとが 1 日ひに出だすごみの量

環境かんきょう省しょう のしらべでは、 日本ほん人にん 1 人ひとが 1 日ひに出だすごみの 量りょう は およそ 1 kg (約やく 900 g 〜 1,000 g) です。 1 年ねん間かん では およそ 320 kg にもなります。

ごみの 量りょう と内うち訳わけ

ごみの 量りょう1 人ひとあたりクラス (30 人ひと)学校がっこう (300 人ひと)
1 日にち約やく 1 kg約やく 30 kg約やく 300 kg
1 年ねん約やく 320 kg約やく 9,600 kg約やく 96,000 kg

大事だいじ: 1 クラスで 1 日ひに 30 kg。 これは大人おとな 1 人ひとがやっと持もち上あげられるおもさです。 「自じ分ぶん が出だすごみはこんなに多おおい」 と知しることがごみを減へらす第だい一いち歩ぽ です。

家いえから出でるごみの種しゅ類るい

種しゅ類るいれい
生ごみなまごみ食たべ 残のこし、 野や菜さい のくず、 魚さかな の 骨ほね
紙ごみかみごみ新聞紙しんぶんし、 ダンボール、 紙かみパック、 雑ざっ誌し
プラスチックごみおかしの 袋ふくろ、 ペットボトル、 トレイ
びん・かんジュースの 缶かん、 ジャムの 瓶びん
粗大ごみそだいごみこわれた家か具ぐ、 ふとん、 自じ転てん車しゃ
有害ごみゆうがいごみ乾かん電でん池ち、 けい光ひかり灯とう、 ライター

2. ごみの分別ふんべつ

ごみは 分別ふんべつ (種しゅ類るい ごとに分わけること) をして出だします。 分別ふんべつすることで、 リサイクルができたり、 安全あんぜんに 処しょ理り できたりします。

多おおくの市しの分別ふんべつルール (一いち例れい)

分別ふんべつ出だす日ひ中身なかみの例れい集あつめたあと
燃えるごみもえるごみ週しゅう 2 〜 3 回かい生なまごみ、 紙かみくず、 木きくず焼却場しょうきゃくじょう で燃もやす
燃えないごみもえないごみ月つき 1 〜 2 回かい陶とう器き、 ガラス、 金かなもの最終処分場さいしゅうしょぶんじょう に 埋うめる
資源ごみしげんごみ (紙かみ)月つき 2 〜 4 回かい新聞しんぶん、 ダンボール、 雑ざっ誌しリサイクル工場リサイクルこうじょう で紙かみに
資源ごみしげんごみ (びん・かん)月つき 2 〜 4 回かい瓶びん、 缶かん、 ペットボトルリサイクル工場リサイクルこうじょう で新あたらしい 瓶びん・缶かん に
プラスチックごみ週しゅう 1 回かい袋ふくろ、 トレイ、 ボトルプラスチックリサイクル工場こうじょうへ
粗大ごみそだいごみ申さるしこみ制せい家か具ぐ、 ふとん、 自じ転てん車しゃこわして一いち部ぶ リサイクル
有害ごみゆうがいごみ月つき 1 回かい乾かん電でん池ち、 ライター安全あんぜんに中和ちゅうわして 処しょ分ぶん

分別ふんべつが大たい切せつ な理り由ゆう

理り由ゆうくわしく
① リサイクルができる紙かみ → 新あたらしい紙かみ、 瓶びん → 新あたらしい 瓶びん、 ペットボトル → ふく
② 安全あんぜんに 処しょ理り できる乾かん電でん池ち を燃もやすと有ゆう害がい な物ぶっ質しつ が出でる
③ 最終処分場さいしゅうしょぶんじょう が長ながく持もつ埋うめるごみが減へれば、 場所ばしょが長持ながもち
④ ごみを 運はこぶ人ひとが安全あんぜん割われたガラスが燃もえるごみに混まざるとけがの元もと

ポイント: ごみの分別ふんべつルールは 市しや町まちごとにちがいます。 自じ分ぶん の住すむ市し (町まち・村むら) の 「ごみカレンダー」 や 「分別ふんべつガイド」 を家いえで確たしかめましょう。

3. ごみの行ゆき先さき

集あつめられたごみは、 種しゅ類るい ごとにちがう行ゆき先さきへ 運はこばれます。

行ゆき先さきの全ぜん体たい図

家いえ → ごみ集積しゅうせき所しょ → ごみ収集しゅう車しゃ → 中ちゅう継けい場 → 焼しょう却きゃく場 / 最終さいしゅう処しょ分ぶん場じょう / リサイクル工場こうじょう

① 焼却場しょうきゃくじょう (せいそう工場こうじょう)

燃えるごみもえるごみ が 運はこばれる場所ばしょです。

しごとくわしく
① ごみを集あつめるごみ収集しゅう車しゃが持もってきたごみを大おおきなピットに入いれる
② 燃もやす約やく 850 度ど以い上じょう の高こう温おん で燃もやす (菌きん や有ゆう害がい なものも死しぬ)
③ 灰はいを集あつめる燃もえたあとの灰はい (元もとの重おもさの約やく 10 分ぶんの 1)
④ ねつを 利り用ようするお湯ゆをつくる → 近きん所じょのプールや老ろう人じん ホームへ、 発はつ電でん もできる
⑤ けむりをきれいにフィルターで有ゆう害がい物ぶっ質しつ を取とる (ダイオキシン 対たい策さく )

大事だいじ: 今いまの 焼却場しょうきゃくじょう は 「ごみを燃もやす」 だけではなく、 熱ねつや電でん気き をつくる 工こう場じょうでもあります。 ごみが 資し 源げん に変かわるしくみです。

② 最終処分場さいしゅうしょぶんじょう (うめたて場じょう)

燃えないごみもえないごみ や焼しょう却きゃく灰が 埋うめられる場所ばしょです。

工く夫ふう理り由ゆう
底そこに 防ぼう水すい シートをしく地ち下か 水すい が 汚よご れないように
集しゅう水すい 管かん を 付つける雨あめ水みず を集あつめて処しょ理り
上うえに土どをかぶせる景けい観かんと 臭におい対たい策さく

ポイント: 最終処分場さいしゅうしょぶんじょう の場所ばしょは 限かぎりがある ので、 ごみを減へらすことがとても大事だいじです。 日本ほん全ぜん体たい の 最終処分場さいしゅうしょぶんじょう はあと 約やく 23 年ねん でいっぱいになると言いわれています。

③ リサイクル工場リサイクルこうじょう

資源ごみしげんごみ が新あたらしい物ものに生うまれ変かわる工こう場じょう です。

もとのごみ新あたらしい物もの
新聞紙しんぶんし・ダンボールトイレットペーパー、 ダンボール
アルミ 缶かん新あたらしいアルミ 缶かん、 自じ転てん車しゃの部ぶ品ひん
スチール 缶かん鉄てつ 筋きん、 鍋なべ、 自じ動どう車しゃの部ぶ品ひん
ガラス 瓶びん新あたらしいガラス 瓶びん、 道どう路ろ の反はん射しゃ材
ペットボトルふく、 カーペット、 新あたらしいペットボトル
プラスチックプランター、 ベンチ、 燃ねん料りょう

4. 下水げすいのしくみ

家いえで使つかった水みず (顔がおを 洗あらった水みず・お 風ふ呂ろの水みず・トイレの水みず・台だい 所どころ の水みず) は 下水げすい となって、 下水道げすいどう の 管かん を通とおって 下水処理場げすいしょりじょう に 運はこ ばれます。

下水げすいが流ながれる道みち

家いえの排はい水すい口 → 下水道げすいどう (地下ちかの太ふとい 管かん) → ポンプ場じょう → 下水処理場げすいしょりじょう → きれいな水みず → 川かわ・海うみ

下水処理場げすいしょりじょう で水みずがきれいになる流ながれ

じゅんしごとくわしく
① ごみ取とり大おおきなごみを 網あみ で取とる紙かみ・ビニール・砂すな など
② 沈ちん殿でん大おおきなタンクで待まつ重おもいどろが底そこに 沈しずむ
③ 微生せい 物ぶつ 処しょ 理り小ちいさな 生い き物ぶつ (微生せい物ぶつ) に 汚よご れを食たべさせる「活性汚泥かっせいおでい」 と言いう方法ほう
④ もう一いち度ど 沈ちん殿でん微生せい物ぶつを底そこに 沈しずめる上うえの水みずがとてもきれいに
⑤ 消しょう毒どく塩えん素そ で 菌きん をころす川かわや海うみに流ながして大丈じょう夫ぶ な水みずに
⑥ 川かわ・海うみへきれいな水みずとして自し然ぜん へ魚さかなが住すめる水みずの質しつ

大事だいじ: 下水処理場げすいしょりじょう では 「小ちいさな 生い き物ぶつ (微生物びせいぶつ)」 が大だい活かつ躍やくします。 菌きん と聞きくとわるいイメージですが、 汚よご れを食たべてくれるお 役やく立たち 菌きん がいます。 このしくみを 「活性汚泥かっせいおでい法」 と言いいます。

下水道げすいどうの大おおきさ

管かん の大おおきさ通とおる場所ばしょ
直ちょっ径けい 20 〜 30 cm家いえから道どう路ろ の下したまで
直ちょっ径けい 50 cm 〜 1 m住じゅう宅たく街がい の道どう路ろ の下した
直ちょっ径けい 1 〜 3 m幹かん線せん 道どう路ろ の下した (大人おとな が立たてる)
直ちょっ径けい 3 〜 6 m大おおきな川かわ沿ぞいの 幹かん線せん (車しゃが通とおれる)

ポイント: 大おおきな街まちの地下ちかには、 「地下ちかの川かわ」 とも言いえる太ふとい 下水道げすいどう が 張はり 巡めぐ らされています。 大人おとな が立たてるほどの太ふとさです。

三角形に矢印のリサイクルマーク
リサイクルマーク — 3 R (リデュースりでゅーす・リユースりゆーす・リサイクルりさいくる) を表あらわす国際こくさい的てきなシンボル。 製品せいひんや容器ようきに印刷いんさつされ、 分別ふんべつの目安めやすになる。

5. わたしたちにできること — 3R

ごみを減へらすために、 世せ界かい中で 3R という考かんがえ方かたが広ひろまっています。 3 つの 「R」 で始はじまることばです。

3R の中身なかみ

3R意い味みわたしにできること
リデュースりでゅーす (Reduce)ごみを 減へらすマイバッグを持もつ、 食たべ 残のこさない
リユースりゆーす (Reuse)繰くり 返かえし使つかうおさがりのふく、 瓶びん を何なん回かい も使つかう
リサイクルりさいくる (Recycle)資し源げん に 戻もどす分別ふんべつして出だす、 ペットボトルのキャップを集あつめる

大事だいじな順じゅん番ばん (リデュースが一番いちばん)

① リデュースりでゅーす (一番いちばん大事だいじ) → ② リユースりゆーす → ③ リサイクルりさいくる

リサイクルりさいくる も大事だいじですが、 新あらたに工こう場じょう で作つくり 変かえるため エネルギー がかかります。 それより 「最さい初しょ からごみを出ださない」 (リデュースりでゅーす) が一番いちばん効こう果か があります。

学校がっこうでできる 3R のれい

場ば面めんできること3R の種しゅ類るい
給きゅう 食しょく食たべ 残のこしゼロリデュースりでゅーす
学がく用よう品ひんえんぴつを短みじかくなるまで使つかうリユースりゆーす
プリント両りょう面めん を使つかう、 メモ用紙ようしに再さい利用りようリユースりゆーす
教きょう科か書しょきょうだいにおさがりリユースりゆーす
給きゅう食しょく 牛ぎゅう 乳にゅう パック開ひらいて 洗あらって集あつめるリサイクルりさいくる

家いえでできる 3R のれい

場ば面めんできること3R の種しゅ類るい
買かい物ぶつマイバッグを持もつリデュースりでゅーす
ペットボトルマイボトルを持もつリデュースりでゅーす
ふくきょうだい・いとこにおさがりリユースりゆーす
新聞しんぶん・ダンボールしばって出だすリサイクルりさいくる
乾かん電でん池ち学校がっこうやスーパーの回かい収しゅう ボックスへリサイクルりさいくる

6. ふりかえり

この章しょうで学まなんだことをふりかえりましょう。

  • 1 人ひとが 1 日ひに出だすごみは 約やく 1 kg だとわかった
  • ごみの 分別ふんべつ (燃もえる・燃もえない・資源ごみしげんごみ・粗大ごみそだいごみ) が言いえる
  • 焼却場しょうきゃくじょう で燃もやして、 最終処分場さいしゅうしょぶんじょう に 埋うめる流ながれがわかる
  • リサイクル工場リサイクルこうじょう で紙かみ・缶かん・瓶びん・ペットボトルが生うまれ変かわることを知しった
  • [ ]下水げすい が 下水処理場げすいしょりじょう できれいになって川かわ・海うみへ 戻もど るしくみがわかる
  • [ ]下水処理場げすいしょりじょう では 微生せい物ぶつ (活性汚泥かっせいおでい) が 汚よご れを食たべてくれることを知しった
  • 3R (リデュースりでゅーす・リユースりゆーす・リサイクルりさいくる) で自じ分ぶん にできることを言いえる

この章しょうの安全あんぜんとマナー

  • ごみ集積しゅうせき所しょでは 割われたガラスや 乾かん電でん池ち など危き険けん なものに 触さわ らない
  • ごみ収集しゅう車しゃが来くるときは近ちかづかない (大おおきな機き械かい は巻まきこまれると危き険けん)
  • 下水道げすいどう のマンホールに物ものを落おとさない、 ふたに 乗の って遊あそばない
  • 乾かん電でん池ち やライターは必かならず 専用せんよう回かい収しゅう ボックス に出だす (燃ねんえるごみに入いれると火事かじの元もと)
  • 家いえのトイレや 台だい 所どころ に 油ゆ・おむつ・ティッシュを流ながさない (下水処理場げすいしょりじょう の機き械かい がこわれる)
  • 学まなんだことを 家か族ぞく と話はなし、 「自じ分ぶん の家いえでの 3R」 を 計けい 画かく してみよう

次じの章しょう: 第だい 7 章しょうでは、 自し然ぜん 災さい 害がい (地じ震しん・台たい風ふう・豪ごう雨う) から身みを 守まも るしくみを学まなびます。 備そな えることの大たい切せつ さを知しりましょう。

まとめ — ごみと下水げすいのしくみを 3 行くだりで

  • ごみは もえるごみ・もえないごみ・しげんごみ などに分わけて出だし、清掃工場せいそうこうじょう で 焼しょう却きゃく し、灰はいは 最終処分場さいしゅうしょぶんじょう へ。
  • 使つかった水みずは 下水道げすいどう を通とおって 下水処理場げすいしょりじょう へ。活性汚泥かっせいおでい の微生せい物ぶつが汚よごれを食たべてくれて、川かわや海うみにもどせるようになる。
  • ごみをへらすカギは 3R(リデュースりでゅーす・リユースりゆーす・リサイクルりさいくる)。家いえのトイレに油あぶらやティッシュを流ながさないことも大切たいせつ。
この教材きょうざいは役やくに立たちましたか?