この章で学ぶこと
この章では、分数のたし算・ひき算を学びます。 小4では、分母が同じ分数のたし算ひき算と、仮分数と帯分数の直し方を学びます。
- 仮分数・帯分数の意味と、たがいに直す方法
- 分母が同じ分数のたし算ができる
- 分母が同じ分数のひき算ができる
ポイント:分母が同じ分数のたし算ひき算は、分母はそのまま、分子だけをたし算ひき算します。 分母どうしをたしてはいけません。
1. 仮分数と帯分数
分子が分母と同じか大きい分数を仮分数(7/4 など)、整数と真分数を合わせた形を帯分数(1と3/4 など)といいます。
| 種類 | 例 | とくちょう |
|---|
| 真分数 | 3/4 | 分子 < 分母 |
| 仮分数 | 7/4 | 分子 ≧ 分母 |
| 帯分数 | 1と3/4 | 整数と真分数の組 |
例題1
仮分数 7/4 を帯分数に直しましょう。
7 のなかに 4 がいくつ入るかを考えます。 7÷4=1 あまり 3。 入った1が整数の部分、あまり3が分子になります。
47=143
答えは 1と3/4 です。
例題2
帯分数 2と1/5 を仮分数に直しましょう。
整数2は、分母が5なので「5分の10」と同じです。 これに1/5をたして、
251=52×5+1=511
答えは 11/5 です。
2. 分母が同じ分数のたし算
分母が同じときは、分母はそのままで、分子だけをたします。
例題3
2/7 + 3/7 を計算しましょう。
分母7はそのまま、分子を 2+3=5 とします。
72+73=75
答えは 5/7 です。
例題4
3/5 + 4/5 を計算しましょう。
分子を 3+4=7 として、7/5。 これは仮分数なので、帯分数に直すと、
53+54=57=152
答えは 7/5(= 1と2/5)です。
注意:分子をたしたら、答えが仮分数になることがあります。 問題に合わせて、帯分数に直すこともあります。
3. 分母が同じ分数のひき算
ひき算も、分母はそのまま、分子だけをひきます。
例題5
6/7 - 2/7 を計算しましょう。
分子を 6−2=4 として、
76−72=74
答えは 4/7 です。
例題6
1と1/4 - 3/4 を計算しましょう。
1と1/4を仮分数に直すと 5/4。 分子を 5−3=2 として、
45−43=42=21
答えは 1/2 です。 帯分数のひき算は、仮分数に直すとまちがいにくくなります。
4. どう問われるか
- 同じ分母の分数のたし算・ひき算
- 仮分数 ↔ 帯分数 の直し
- 答えが仮分数になったときの帯分数への直し
- 分数を使った文章題(合わせて・残り)
まとめ
- 分母が同じ分数は分母そのまま、分子だけたし算ひき算
- 分子が分母以上なら仮分数、整数と真分数の形が帯分数
- 帯分数の計算は仮分数に直すとやりやすい
次の章では、長方形と正方形の面積を学びます。