用語集
新古今和歌集しんこきんわかしゅう
13 世紀鎌倉時代初期に後鳥羽上皇の命で編集。 藤原定家らが中心、 余情・幽玄を重んじる。
13 世紀鎌倉時代初期に後鳥羽上皇の命で編集。 藤原定家らが中心、 余情・幽玄を重んじる。
新古今和歌集とは、13世紀鎌倉時代の初め(1205年)に、後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)の命令で作られた勅撰(ちょくせん)和歌集です。勅撰とは「天皇や上皇の命令で作る」という意味です。中心になって編集したのは藤原定家(ふじわらのていか)です。
| 和歌集 | 時代 | 美しさの特徴 |
|---|---|---|
| 万葉集 | 奈良時代 | 素朴で力強い |
| 古今和歌集 | 平安時代 | 上品でやさしい |
| 新古今和歌集 | 鎌倉初期 | 余情・幽玄 |
西行(さいぎょう)・式子内親王(しょくしないしんのう)らの歌を収め、「余情(よじょう)」「幽玄(ゆうげん)」という、言葉にしきれない深い味わいの美しさで知られます。古今和歌集から約300年後に作られました。
ポイント 「新古今和歌集=後鳥羽上皇の命・藤原定家が編集・余情幽玄」を押さえる。万葉集→古今和歌集→新古今和歌集の順と作風のちがいを覚えましょう。
新古今和歌集は、一二〇五年(鎌倉初期)に後鳥羽上皇の院宣によって編纂された、八番目の勅撰和歌集です。撰者は藤原定家らで、約二千首を収めます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 成立 | 一二〇五年(鎌倉初期) |
| 命じた人 | 後鳥羽上皇(院宣) |
| 中心的撰者 | 藤原定家 |
| 技巧 | 本歌取り・体言止め・三句切れ |
| 美学 | 幽玄・妖艶 |
技巧をこらした繊細で余情ゆたかな歌風が特徴で、西行・式子内親王ら多くの名歌を収めます。
ポイント 「八代集の最後」「後鳥羽上皇の院宣」「藤原定家」「本歌取り・幽玄」が頻出キーワードです。技巧の発達した時代の集なので、本歌取り・体言止めなどの修辞とセットで学習すると効果的です。