気化熱とは、液体が気体になる(蒸発や沸騰)ときに必要な熱のことです。液体は気化するときにまわりから熱をうばいます。
| 場面 | 起こること |
|---|---|
| 水が沸騰している間 | 温度は沸点のまま一定 |
| あせが蒸発するとき | まわり(体)の熱をうばって涼しくなる |
沸騰中に温度が沸点で止まるのは、加えた熱が温度上げではなく気体へのすがた変えに使われるためです。打ち水で涼しくなるのも、水が蒸発するとき気化熱をうばうからです。
たとえば温度計の球の部分をぬれたガーゼで包み、うちわであおぐと、示す温度が下がっていきます。ガーゼの水が蒸発するときに温度計から熱をうばうためで、あおぐのをやめてしばらくすると温度はもどります。
試験では 「沸点で温度が一定になる理由」や「打ち水・あせで涼しくなる理由」を気化熱で説明させる。