用語集
西洋中心史観せいようちゅうしんしかん
ヨーロッパ を 進歩 の 中心 と 見て 他地域 を 「遅れた 周縁」 と する 偏った 歴史 の 見方。
社会
西洋中心史観(エウロセントリズム)とは、18〜19世紀ヨーロッパで広まった、「西洋だけが進歩の主役」とする偏った歴史の見方です。
| 西洋中心史観 | 多中心の視点 | |
|---|---|---|
| 進歩の中心 | ヨーロッパだけ | 各地域それぞれ |
| 他地域の扱い | 「遅れた周縁」 | 対等な主体 |
| 問題点 | 帝国主義の正当化に利用 | 偏りを是正 |
たとえばアジアやアフリカを「停滞した地域」「文明化される対象」ととらえる見方は、帝国主義による植民地支配を正当化する根拠にも使われました。実際にはイスラム世界や中国も高度な文明を築いていました。
ポイント 現代の世界史探究では、西洋中心史観を相対化し、東アジア・南アジア・西アジア・アフリカ・ラテンアメリカも中心として見る視点が求められる。