用語集
里甲制りこうせい
最終確認日:
明が定めた村落の行政・徴税組織。110戸を1里とし、税の徴収や治安維持を担わせた。
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明が定めた村落の行政・徴税組織。110戸を1里とし、税の徴収や治安維持を担わせた。
里甲制とは、明の洪武帝が定めた村の行政・徴税のしくみです。農村を組織し、国家が地方を直接把握しようとしました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 単位 | 110戸を1里に編成 |
| 役割 | 税の徴収・治安維持・戸籍管理 |
| 帳簿 | 賦役黄冊(戸籍)・魚鱗図冊(土地台帳) |
中央集権を強めた洪武帝の政策の一つで、農民を国家の管理下に置きました。
特徴は、税の取り立てや治安の維持を役人が一戸ずつ回って行うのではなく、村のまとまりごとに負わせた点にあります。たとえば110戸を1里という単位に編成しておけば、国は里を相手に税と労役を課せばよく、里の中で誰がどれだけ負担するかは、戸籍の賦役黄冊と土地台帳の魚鱗図冊にもとづいて割りふられました。
試験では 「明・洪武帝の村落制度」「110戸=1里」が頻出。賦役黄冊・魚鱗図冊とセットで問われることもある。