住民投票とは、地方の重要事項について住民が直接投票で意思を示す制度です。地方自治に直接民主制を取り入れたしくみです。
| 種類 | 根拠 |
|---|---|
| 特別法の住民投票 | 憲法 95 条 |
| 議会解散・首長解職の投票 | 地方自治法 |
| 政策テーマの住民投票 | 各自治体の条例 |
たとえば、市町村合併や原子力発電所の建設の是非などを、住民全員の投票で問うことがあります。条例に基づく住民投票には法的拘束力はありませんが、自治体の重要な政策判断に大きな影響を与えます。
ポイント 住民投票は地方の「直接民主制」の例。法的拘束力のないもの (条例に基づく政策テーマ) でも、政治判断に強い影響を与える点を押さえよう。
住民投票とは、地方自治の重要課題について住民が直接賛否を投票する仕組みです。
| 種類 | 内容 | 法的拘束力 |
|---|---|---|
| 法定住民投票 | 特定の自治体だけに適用される特別法の制定(95 条)など | あり |
| 条例に基づく住民投票 | 各自治体が個別の条例で設置 | 原則なし |
たとえば一つの地方公共団体だけに適用される特別法をつくるには、その住民投票で過半数の同意が必要です(95 条)。一方、原発や市町村合併の是非を問う条例上の住民投票は、結果に法的拘束力がない場合が多く、住民の意思を示す手段として用いられます。
試験では 「特別法の制定には住民投票が必要(95 条)」「条例に基づく住民投票は原則として法的拘束力がない」の区別が頻出です。