二元代表制とは、地方自治において、知事や市町村長などの首長と、地方議会の議員を、どちらも住民が直接選挙で選ぶしくみのことです。
| 比較 | 国(議院内閣制) | 地方(二元代表制) |
|---|---|---|
| 行政の長の選び方 | 国会が内閣総理大臣を指名 | 住民が首長を直接選ぶ |
| 議員の選び方 | 住民が選挙で選ぶ | 住民が選挙で選ぶ |
国では、国民が選んだ国会が内閣総理大臣を指名する議院内閣制がとられています。これに対し地方では、住民が首長と議員の両方を直接選ぶため、二つの代表が互いをチェックし合います。首長は議会の議決に対し再議を求めることができ、議会は首長の不信任を決議できるなど、たがいに抑制と均衡をはたらかせています。
試験では 「首長と議員をともに住民が直接選ぶ」点と、国の議院内閣制との違いが頻出。首長と議会が互いをチェックし合う関係もおさえる。
二元代表制とは、地方公共団体で首長(執行機関)と議員(議決機関)をそれぞれ住民が直接選挙で選ぶ仕組みです。
| 比べる軸 | 地方(二元代表制) | 国(議院内閣制) |
|---|---|---|
| 執行府の長の選び方 | 住民が直接選ぶ | 議会が指名 |
| 議会との関係 | 不信任・解散の双方あり | 不信任・解散あり |
| 性格 | 大統領制と議院内閣制の折衷 | 議院内閣制 |
たとえば国では首相を国会が選びますが、地方では知事や市町村長を住民が直接選びます。一方で議会には首長の不信任決議権、首長には議会の解散権が認められ、両者が緊張関係を保ちながら行政を進めます。
試験では 「二元代表制=首長と議員を別々に直接選挙」が頻出。国の議院内閣制との違い、大統領制との折衷的性格を押さえましょう。