テオリア (観想) は、 アリストテレス が人間の活動の中で最高のものとした、 真理をただ見つめ知る 観想的な営みを指します。 実用のためでなくそれ自体を目的とする活動で、 神的な理性 (ヌース) の働きに最も近く、 真の エウダイモニア (幸福) をもたらすとされました。
| 活動の種類 | 内容 |
|---|---|
| 享楽的生活 | 快楽を求める (低い) |
| 政治的生活 | 名誉・徳を求める |
| 観想的生活 (テオリア) | 真理を見つめる (最高の幸福) |
たとえば星空を眺めるのは、明日の役に立つからではありません。役に立つかどうかを離れ、ただ知りたいという思いで見つめているその時間こそ、アリストテレスが最も人間らしいとした活動です。
試験では テオリア (観想) が アリストテレス の説く 最高の幸福 である点と、 「観想」 という訳語が問われます。