用語集
無知の知むちのち
自分が知らないということを自覚すること。 ソクラテスの哲学の出発点。
自分が知らないということを自覚すること。 ソクラテスの哲学の出発点。
無知の知とは、 ソクラテスの哲学の核心となる概念で、 「自分は知らない」ということを自覚することを指します。 ソクラテスはデルフォイの神託で「ソクラテスより賢い者はいない」と告げられ意外に思いますが、 街の「賢い」とされる人々と対話するうちに、 彼らが知らないことを知っていると思い込んでいるのに対し、 自分は知らないと知っている分だけ賢いと気づきました。 この自覚こそが真の知恵への出発点だと説きました。
| 人 | 知への態度 | 状態 |
|---|---|---|
| 自称「賢者」 | 知らないのに知っていると思い込む | 真の無知 |
| ソクラテス | 知らないと自覚している | 無知の知=知恵の出発点 |
ポイント 「無知の知」は「自分は知らないと知っている」状態を指します。 デルフォイの神託をきっかけに気づいた点、 問答法で他者にこれを促した点を押さえましょう。
無知の知 (無知の自覚) は、 ソクラテス の出発点で、 「自分が 知 らないことを 知 っている」 という自覚こそ真理探究の第一歩であるとする態度です。
| 賢人 たち | ソクラテス | |
|---|---|---|
| 知らないこと | 知っているつもり | 知らないと自覚 |
| 真理探究 | 始まらない | 始まる |
デルフォイの神託 「ソクラテス以上の賢者なし」 を確かめるために賢人たちと対話し、 自分は 「知らないと自覚している」 分だけ優っていると結論しました。
試験では 「知らないことを知っている」 という 逆説 と、 これが真理探究の出発点である点が問われます。