哲人政治 (哲人王) は、 プラトン が 『国家』 で説いた理想国家論で、 善のイデア を知る哲学者が統治者となるか、 統治者が哲学を学ぶことで真の正義と幸福の国が実現するとしました。
| 国家の 3 階層 | 担う徳 |
|---|---|
| 統治者 (哲学者) | 知恵 |
| 防衛者 (兵士) | 勇気 |
| 生産者 | 節制 |
民主政が ソクラテス を死に追いやったことへの批判が背景にあります。
たとえば人気を集めるのがうまいだけの人物が国を導けば、政治はその場の気分で動いてしまいます。プラトンはこれを恐れ、善のイデアを知る者が統治するか、統治する者が哲学を学ぶかしかないと述べました。
試験では 「善のイデア を知る哲学者が統治する」 点と、 魂の三分説・四元徳 と対応する国家論である点が問われます。