中江兆民 (1847-1901) は、 明治期の思想家です。
| 業績 | 内容 |
|---|---|
| ルソーの紹介 | 『社会契約論』 を漢訳 (『民約訳解』) |
| 称号 | 「東洋のルソー」 |
| 立場 | 自由民権運動の思想的指導者 |
| 主著 | 『三酔人経綸問答』 |
兆民が果たしたのは、西洋の政治思想を輸入して紹介するだけでなく、日本の言葉と現実に置き直す仕事でした。人民が権利を自ら勝ち取ったのか、上から与えられたのかを区別し、日本の自由が後者であることを直視した点が重要です。たとえば、与えられた権利であっても、人民が育てて実質のあるものにしていけばよい、という筋道を示し、自由民権運動を思想の面から支えました。
試験では 「東洋のルソー」 と、 ルソーの 社会契約説 を日本に広めた点が問われます。