八百万の神 は、 日本神道の神観念で、 自然物 (山・川・木・岩)・森羅万象・祖先等あらゆるものに神が宿るとします。
| 日本神道 | ユダヤ・キリスト教 | |
|---|---|---|
| 神の数 | 多神教 (八百万) | 一神教 (唯一神) |
| 神と自然 | 自然に神が宿る | 神が自然を創造 |
「八百万」 は数多いという比喩で、 自然との 調和 を重視する日本文化の基層となりました。
八百万という捉え方の下では、神は世界の外から命令する存在ではなく、山や川や祖先のうちに宿るものになります。そのため善悪をはっきり分ける裁きの神という性格は薄く、恵みをもたらす面と荒ぶる面を同じ神が併せ持ちます。たとえば、水は稲を育てる恵みであると同時に洪水を起こす脅威でもあり、その両面をまとめて神として祭る発想がここに表れています。
試験では 一神教と対照的な 「多神教」 である点と、 自然崇拝的性格が問われます。