アタラクシア (希 ataraxia, 魂 の平静) は、 エピクロス派 が理想とした心の状態で、 不安・苦痛・恐怖から解放された静かな心を指します。
アタラクシアに至る道:
| 手段 | 内容 |
|---|---|
| 自然学 | 死 の 恐怖 を取り除く |
| 倫理学 | 過剰な欲望を抑える |
| 隠れた生活 | 友人と静かに暮らす |
エピクロスはこの状態を最高の快楽と位置づけました。
たとえば死は、生きているあいだは自分に訪れておらず、訪れたときには感じる自分がいません。エピクロスはこう考えて死の恐怖を取り除きました。求めたのは刺激の多い楽しさではなく、心が乱されないことそのものでした。
試験では 「魂の平静」 という意味と、 エピクロス派 の理想である点、 ストア派 の アパテイア との区別が問われます。