燃焼熱とは、物質1 mol が完全燃焼するときに発生する熱量〔kJ/mol〕です。燃焼はつねに発熱反応なので、反応エンタルピーでは必ず負の値になります。
| 物質 | 燃焼熱(kJ/mol、概値) |
|---|---|
| 水素 | 約 286 |
| メタン | 約 891 |
| エタノール | 約 1368 |
たとえばメタンの完全燃焼は で、 と表します。燃料の価値を比べる指標になり、ヘスの法則を使った熱量計算にもよく登場します。
試験では 「燃焼熱」は必ず の物質を基準にし、生成する水は液体とする約束。生成熱(生成エンタルピー)との違いも区別しておく。