人手ひとでの加くわわらない、生うまれつきのもの。 人間にんげんが作つくり出だした文化ぶんかと対たいをなす評論ひょうろんの基本きほん概念がいねん。
自然しぜん(nature)とは、人手ひとでの加くわわらない、生うまれつきのもののことです。山やま・川かわ・生物せいぶつなどを指さし、人間にんげんが作つくり出だした文化ぶんかと対置たいちされる二項対立にこうたいりつの一方いっぽうです。
たとえばジェンダー論ろんでは「男女だんじょの違ちがいは自然しぜん(生うまれつき)か、文化ぶんか(社会しゃかいの作つくりもの)か」が論点ろんてんになります。「自然しぜんだから変かえられない」とされてきたものを問いとい直なおす視点してんが重要じゅうようです。
ポイント 「自然しぜん/文化ぶんか」の境界きょうかいそのものを揺ゆさぶる評論ひょうろんが多おおくあります。当然とうぜん(自然しぜん)と思おもっていたことが、実じつは後天的こうてんてきに作つくられた文化ぶんかだった——という論ろんの型かたを押おさえましょう。