級化層理とは、1 つの地層内で下ほど粗く、上ほど細かい粒子が並ぶ構造です。
| 層内の位置 | 粒の大きさ | 理由 |
|---|---|---|
| 下部 | 粗い(れき・粗砂) | 重い粒が先に沈む |
| 上部 | 細かい(泥) | 軽い粒が後にゆっくり沈む |
海底の地震などで土砂が一気に流れ下る乱泥流(タービダイト)の堆積物に典型的に見られます。級化のパターンから本来の上下がわかるため、地層が逆転しているかどうかの判定に使えます。
たとえば、がけに現れた 1 枚の地層を下から上へ指でたどると、粗い砂から細かい泥へ順に変わっていることがあります。もし逆に上ほど粗くなっていたら、その地層は大地の動きでひっくり返されたと判断できます。
試験では 「下が粗く上が細かい→正常な上下」という級化層理による上下判定が頻出です。重い粒ほど早く沈むという運搬・堆積の原理とつなげて押さえましょう。