用語集
フックの法則ふっくのほうそく
ばねの伸びは、 加えた力の大きさに比例するという法則。
ばねの伸びは、 加えた力の大きさに比例するという法則。
フックの法則とは、ばねののびは加えた力の大きさに比例する、という法則です。イギリスの科学者フックが発表しました。
| 加える力 | ばねののび |
|---|---|
| 1 N | 2 cm |
| 2 N | 4 cm |
| 3 N | 6 cm |
このように力が2倍、3倍になると、のびも2倍、3倍になります。グラフにかくと原点を通る直線になります。ただし、ばねを引きすぎて弾性の限界をこえると、この比例関係はこわれます。
試験では のびと力のグラフから「○ Nのときのびは何cmか」を読む問題が定番。原点を通る直線(比例)がポイント。
フックの法則は、ばねを自然長から だけ伸ばす(縮める)のに必要な力が ( はばね定数)で表される法則で、数III では仕事 (積分での)の題材になります。
| 量 | 式 |
|---|---|
| 必要な力 | |
| 伸ばす仕事 |
力が一定でなく変位 に比例するため、仕事は単純な「力距離」ではなく積分で求めます。
ポイント 求めた仕事 はばねに蓄えられる弾性エネルギーに等しい。力が位置で変化する物理量を数III の積分で扱う典型例で、「変化する量の累積積分」を実感できる。
フックの法則とは、ばねの自然長からの伸び(または縮み) と、ばねが及ぼす弾性力 が比例するという法則で、 と表します。比例定数 をばね定数といい、単位は N/m です。
| 伸び | 弾性力() |
|---|---|
伸びが 2 倍になれば力も 2 倍と、きれいな比例関係になります。たとえばばね定数 のばねを 伸ばすには の力が必要です。
注意 フックの法則が成り立つのは弾性限界の内側だけ。伸ばしすぎるとばねが元に戻らなくなり(塑性変形)、比例関係も崩れる。