この 章で まなぶこと
この 章は 2つの パートで できています。
- 前半: とけい(日・時・分の 関係、午前・午後、時刻と 時間の ちがい)
- 後半: 表と グラフ(ぶんるいして かぞえ、くらべやすく あらわす方法)
この 章が おわるころには、つぎの ことが できるように なっています。
- 1 日 = 24 時間、1 時間 = 60 分 が わかる
- 時刻を 「何時何分」まで 読める
- 「何分後」「何時間後」が 考えられる
- 午前・午後 の つかい方が わかる
- 時刻と 時間の ちがいが せつめいできる
- 身近な データを 表や グラフに あらわせる
- 表や グラフから「いちばん 多い」などの 特徴を 読みとれる
ポイント: 1年生では「何時何分」の 読み方を まなびましたね。2年生では、時間の 長さ(何分間? 何時間後?)まで 考えられる ように なります。
<前半: とけいの パート>
1. 日・時・分の 関係
時間の たんいは、大きい 順に 日 → 時間 → 分 と ならんで います。
| たんい | 関係 |
|---|
| 1 日 | 24 時間 |
| 1 時間 | 60 分 |
時計で 考えると、
- 短い 針(時針)が 1しゅう すると 12 時間
- 短い 針が 2しゅう すると 1 日(= 24 時間)
- 長い 針(分針)が 1しゅう すると 1 時間(= 60 分)
アナログ時計。 みじかい はりが 1 しゅう すると 12 時間、 ながい はりが 1 しゅう すると 60 分。
ポイント: 1 日 は 24 時間。この 数字は とても たいせつです。あさ おきてから 夜 ねるまで、そして ねている 間も たすと、ちょうど 24 時間に なります。
2. 時刻の 読み方(分単位)
1年生のときは「何時ちょうど」「何時半」まで 読めるように なりました。ここでは 長い 針を 1メモリずつ 正しく 読む練習を します。
長い 針の 読み方
時計の まわりには、小さな メモリが 60 こ ならんで います。長い 針が 1メモリ 進むと 1 分です。
また、数字が 1つ 進むと 5 分進みます。
| 長い 針 | 分 |
|---|
| 12 | 0 分 |
| 1 | 5 分 |
| 3 | 15 分 |
| 6 | 30 分(= 半) |
| 10 | 50 分 |
れい
🕒 短い 針が 3 と 4 の あいだ、長い 針が 3 → 3 時 15 分
🕖 短い 針が 7 と 8 の あいだ、長い 針が 10 → 7 時 50 分
注意: 7 時 50 分 の ときは、短い 針は ほとんど 8 の 近くに 来ていますが、まだ 8 時には なっていません。まだ 通りすぎていない 数字(7)を 読みます。
やってみよう: つぎの 時刻を 読んでみましょう。
- 短い 針が 2 と 3 の あいだ、長い 針が 8
- 短い 針が 11 と 12 の あいだ、長い 針が 11
答え: 2 時 40 分 / 11 時 55 分
3. 時刻と 時間の ちがい
2年生で とても 大事な こと。それは 時刻と 時間は べつのもの だと いう ことです。
| ことば | 意味 | れい |
|---|
| 時刻 | その 瞬間の「いつ?」を 指す 点 | 「いま 8 時です」 |
| 時間 | ある 時刻から べつの 時刻までの 長さ | 「8 時から 9 時まで」= 1 時間 |
時刻は「点」、時間は「長さ」と 考えると わかりやすいです。
|━━━━━━━━━━━━━━|
8 時 9 時
↑ 時刻 ↑ この あいだが 時間(1 時間) ↑ 時刻
ポイント: 「何時?」と 聞かれたら 時刻、「何時間?」と 聞かれたら 時間を 答えます。
4. 「何分後」「何時間後」を 考えよう
長い 針の うごきで、時間の 長さが 見えてきます。
30 分後
いま 2 時 10 分 です。30 分 たつと 何時何分?
長い 針が 6つ分(= 30 分)進むので、10 分 + 30 分 = 40 分。
→ 2 時 40 分
1 時間後
いま 9 時 20 分。1 時間後は?
分は そのまま、時だけ 1 増えます。
→ 10 時 20 分
何分間かかった?
遊びはじめた 時刻3 時 10 分、遊びおわった 時刻3 時 45 分。
→ 45 分 − 10 分 = 35 分間
やってみよう:今4 時 50 分。20 分後は 何時何分?
ヒント: 50 + 20 = 70。60 分で 1 時間だから、くりあがって 5 時 10 分 です。
5. 午前・午後
1 日 は 24 時間 あります。でも、時計の 数字は 12 までしか ありません。そこで 1 日を 2つに わけて 読みます。
| よび方 | 時間の 範囲 |
|---|
| 午前(ごぜん) | 夜の 12 時(真夜中)〜 昼の 12 時(正午) |
| 午後(ごご) | 昼の 12 時(正午)〜 夜の 12 時(真夜中) |
昼の 12 時ちょうどの ことを 正午(しょうご)と いいます。
- あさ おきた 7 時 → 午前 7 時
- きゅうしょくの 12 時 → 正午
- おやつの 3 時 → 午後 3 時
- ねる 9 時 → 午後 9 時
ポイント:午前は 12 時間、午後も 12 時間。あわせて 1 日 = 24 時間 に なります。
やってみよう: じぶんの 1 日を 思い出して、つぎの 時刻に 午前 か 午後 を つけてみましょう。
- あさ おきる 時刻
- 学校が おわる 時刻
- ねる 時刻
<後半: 表と グラフの パート>
6. 表を 作って みよう
クラスの みんなに 「すきな くだもの」を 聞いてみました。こんな 答えが かえって きました。
🍎🍊🍎🍌🍊🍎🍇🍌🍎🍊🍎🍌🍇🍎🍊🍌🍎🍊どれが 何人ずつ すきなのか わかりませんね。そこで 表 に 整理します。
表の 作り方
- 種類(くだもの)ごとに わけて かぞえる
- 名前と 数を 並べて 書く
| すきな くだもの | 人数(人) |
|---|
| りんご 🍎 | 6 |
| みかん 🍊 | 5 |
| バナナ 🍌 | 4 |
| ぶどう 🍇 | 3 |
表に まとめると、ばらばらだった データが きちんと 整理されて、数が ひと目で わかります。
ポイント:表には かならず 種類の 名前と 数の 列を つくります。単位(人、個 など)も 書いて おきましょう。
7. グラフを 作って みよう
表が できたら、こんどは グラフに します。グラフは 数を 高さで あらわす 図です。高さを くらべるだけで、「どれが 多い?」が ぱっと わかります。
かんたんな グラフ(○を 積み上げる)
表の 数分だけ、○を 下から 上に 積み上げます。大きさは かならず そろえます。
○
○ ○
○ ○
○ ○ ○
○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○
りんご みかん バナナ ぶどう
- りんご … 6人
- みかん … 5人
- バナナ … 4人
- ぶどう … 3人
作るときの ルール
- 下から 上に、1つずつ 積み上げる
- 大きさを そろえる(○を 大きく したり 小さく したり しない)
- すきまの 広さを そろえる
ポイント: グラフの ルールは「同じ 大きさ・まっすぐ 積み上げ」の 2つ。この ルールを まもると、高さを くらべるだけで 正しく わかります。
8. 表や グラフから 読みとろう
表や グラフが できたら、大事なのは「何が わかるか」です。
上の グラフを 見て、つぎの ことが わかります。
- いちばん 多い … りんご(6 人)
- いちばん 少ない … ぶどう(3 人)
- りんごは ぶどうより 3 人多い
- バナナと ぶどうの ちがいは 1 人
数を ひとつずつ かぞえなくても、高さの ちがいを 見るだけで すぐに わかります。
やってみよう: つぎの 問に 答えましょう。
- みかんは バナナより 何人多い?
- いちばん 多い くだものと いちばん 少ない くだものの ちがいは 何人?
答え: 1 人 / 3 人
9. データを 整理すると いい こと
バラバラの データを 表や グラフに すると、こんな よい ことが あります。
- くらべやすい … 数の 多少が 一目で わかる
- 覚えやすい … ばらばらの 数を ずっと 覚えなくていい
- 人に つたえやすい … 見せるだけで 相手に 伝わる
- 気づきが ある … 「思ったより ○○が 多いな」など 新しい 発見が ある
身近な テーマの れい
- すきな 色(あか、あお、きいろ など)
- 今週の 天気(はれ、くもり、あめ)
- 通って いる ならいごと(ピアノ、すいえい、そろばん など)
やってみよう: クラスや 家族に「すきな どうぶつ」を 聞いて、表と グラフを 作ってみましょう。いちばん 人気は 何かな?
まとめ
時間の パート
- 1 日 = 24 時間、1 時間 = 60 分
- 長い 針は 1 メモリで 1 分、数字 1つで 5 分
- 時刻は 点、時間は 長さ
- 1 日は 午前 12 時間 + 午後 12 時間
- 昼の 12 時 は 正午
表・グラフの パート
- データは まず 種類ごとに わけて かぞえる
- 表には 名前と 数を 並べる
- グラフは 同じ 大きさで まっすぐ 積み上げ
- 高さを くらべると、多い・少ないが すぐ わかる
- データを 整理すると、くらべやすく 伝えやすく なる
おつかれさま: これで 2 年生の さんすうは ぜんぶ おわりです。よく がんばりましたね!3 年生では わりざんや 大きな 数のかけざん、長さの km(キロメートル)、重さなどが 出てきます。たのしみに しましょう。
まとめ — とけい と ひょう・グラフ を 3 行 で
- 1 日 = 24 時間、1 時間 = 60 分。時刻(いま 何時)と 時間(どれだけ 経ったか)は ちがう。
- 午前・午後を つかうと、1 日の どのへんの 時刻か が はっきり わかる。
- 身近な データを ぶんるい して 表に まとめ、同じ 大きさで 積み上げる グラフに すると、ひと目で くらべられる。