この章で学ぶこと
小学3年生では、わり算を学びます。同じ数ずつ分けたり、いくつ分かを求めたりする計算です。九九を反対につかうと、わり算の答えが見つかります。
- わり算の意味 (分ける・いくつ分)
- 九九をつかったわり算
- あまりのあるわり算
- わり算のたしかめ算
ポイント: わり算は、かけ算と反対の計算です。「□ × わる数 = わられる数」になる□をさがすと考えると、九九で答えが見つかります。
1. わり算の意味
わり算には、つぎの2つの考え方があります。
- 同じ数ずつ分ける → 「12このあめを3人で同じ数ずつ分けると、1人何こ」 → 12÷3=4
- いくつ分かを求める → 「12このあめを1人に3こずつ分けると、何人に分けられる」 → 12÷3=4
どちらも答えは同じ 4 です。
れいだい: 12÷3 の答えを求めましょう。
「3×□=12」になる□をさがすと、3×4=12 なので □=4。
検算: 3×4=12 で、わられる数12にもどる。正しい。12÷3=4。
2. 九九をつかったわり算
わり算は、わる数のだんの九九をつかうと答えが見つかります。
れいだい: 56÷8 を計算しましょう。
8のだんの九九で、答えが56になるものをさがす。8×7=56 なので、56÷8=7。
検算: 8×7=56。わられる数56にもどる。正しい。
大事: 0をわる計算 (0÷5 など) の答えは0です。でも、0でわること (5÷0 など) はできません。わる数が0になることはありません。
3. あまりのあるわり算
わりきれないわり算では、あまりが出ます。あまりは、いつもわる数より小さくなります。
れいだい: 17÷5 を計算しましょう。
5のだんで17をこえない、いちばん大きいものをさがす。5×3=15、5×4=20 (17をこえる)。だから商は3。17 − 15 = 2 があまり。
17÷5=3 あまり 2
検算: 5×3+2=15+2=17。わられる数17にもどる。正しい。あまり2はわる数5より小さい。よい。
大事: あまりはかならずわる数より小さくなります。もしあまりがわる数と同じか大きいなら、商をもう1ふやせるはずです。あまりがわる数より小さいかを、いつもたしかめましょう。
4. わり算のたしかめ算
あまりのあるわり算の答えは、つぎの式でたしかめられます。
わる数×商+あまり=わられる数
れいだい: 38÷6 を計算し、たしかめましょう。
6×6=36、6×7=42 (38をこえる)。だから商は6、あまりは 38 − 36 = 2。
38÷6=6 あまり 2
検算: 6×6+2=36+2=38。わられる数38にもどる。あまり2は6より小さい。正しい。
どう問われるか
- 「56÷8」「17÷5」のようなわり算が定番です。あまりのあるものもよく出ます。
- 「いちごが23こあります。1さらに4こずつのせると、何さらできて何こあまる」のような文章題も出ます (23÷4=5 あまり 3 → 5さらできて3こあまる)。
- 「あまりはわる数より小さい」というきまりをきく問題も出ます。
まとめ
- わり算は「同じ数ずつ分ける」「いくつ分か」のどちらも同じ計算
- わる数のだんの九九で答えが見つかる
- あまりはかならずわる数より小さい
- たしかめ算: わる数 × 商 + あまり = わられる数
次の章では、小数と分数を学びます。