この章で学ぶこと
小学3年生では、2けたや3けたの数に1けたの数をかけるかけ算を筆算でします。九九をつかって、くらいごとに計算するのがきほんです。
- 九九のおさらいとかけ算のきまり
- 2けた×1けたの筆算
- 3けた×1けたの筆算
- 何十・何百をかける計算
ポイント: かけ算の筆算は、一のくらいから順にかけ、くり上がりをたしていきます。九九がすらすら言えると、筆算もはやく正かくにできます。
1. 九九とかけ算のきまり
かけ算には、つぎのべんりなきまりがあります。
- かける順番を入れかえても答えは同じ (3×4=4×3=12)
- どんな数に0をかけても0、1をかけるともとの数のまま
- 10をかけると、もとの数の右に0が1つつく (7×10=70)
れいだい: 6×7 の答えを、7×6 でたしかめましょう。
6×7=42、7×6=42。
検算: どちらも42。順番を入れかえても同じになった。正しい。
2. 2けた×1けたの筆算
れいだい: 38 × 4 を計算しましょう。
- 一のくらい: 8 × 4 = 32 → 一のくらいに2、十のくらいに3くり上げ
- 十のくらい: 3 × 4 = 12、くり上げの3をたして15 → 答えの十・百のくらいに15
答えは152です。
検算: 38 を 40 − 2 と考えると、40 × 4 = 160、2 × 4 = 8、160 − 8 = 152。同じになる。正しい。
大事:一のくらいのかけ算でくり上がった数は、十のくらいのかけ算の答えにたすことをわすれないでください。「かけてから、くり上がりをたす」の順です。
3. 3けた×1けたの筆算
れいだい: 246 × 3 を計算しましょう。
- 一のくらい: 6 × 3 = 18 → 一のくらいに8、十のくらいに1くり上げ
- 十のくらい: 4 × 3 = 12、くり上げの1をたして13 → 十のくらいに3、百のくらいに1くり上げ
- 百のくらい: 2 × 3 = 6、くり上げの1をたして7
答えは738です。
検算: 246 を 200 + 40 + 6 にわけて、200 × 3 = 600、40 × 3 = 120、6 × 3 = 18。600 + 120 + 18 = 738。同じになる。正しい。
4. 何十・何百をかける計算
何十や何百をかけるときは、はじめに0をのぞいた数でかけ算をして、あとから0をつけます。
れいだい: 24 × 30 を計算しましょう。
まず 24×3=72。30 は3の右に0が1つあるので、答えに0を1つつけて720。
検算: 24 × 30 = 24 × 3 × 10 = 72 × 10 = 720。同じになる。正しい。
ポイント: 「× 30」は「× 3」をしてから0を1つつける、と考えるとかんたんです。0をつけわすれると、答えが10分の1になってしまうので気をつけましょう。
どう問われるか
- 「38 × 4」「246 × 3」のような2けた・3けた×1けたの筆算が定番です。
- 「24 × 30」のような何十をかける計算も出ます。
- 「1ふくろにあめが18こ入っています。6ふくろでは何こ」のような、かけ算の文章題も出ます (18×6=108 こ)。
まとめ
- かけ算は順番を入れかえても答えは同じ
- 筆算は一のくらいから順にかけ、くり上がりをたす
- 3けた×1けたも同じやり方でくらいごとに
- 何十をかけるときは、0をのぞいてかけてから0をつける
次の章では、わり算を学びます。