長さ・重さ・時刻と時間 — 単位とその計算
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この章で学ぶこと
小学3年生では、長さ・重さ・時間のはかり方と計算を学びます。それぞれの単位と、単位どうしのかんけいをおぼえることが大事です。
- 長さの単位 (mm・cm・m・km)
- 重さの単位 (g・kg)
- 時刻と時間のちがい
- 何分後・何分前の計算
ポイント:単位どうしのかんけい (1km = 1000m、1kg = 1000g など) をおぼえると、長さや重さの計算ができるようになります。
1. 長さの単位
長さの単位には、つぎのようなものがあります。
| 単位 | 読み方 | かんけい |
|---|---|---|
| mm | ミリメートル | 1cm = 10mm |
| cm | センチメートル | 1m = 100cm |
| m | メートル | 1km = 1000m |
| km | キロメートル | — |
れいだい: 1km300m は何mですか。
1km = 1000m なので、1km300m = 1000m + 300m = 1300m。
検算: 1300m を km と m にもどすと、1000m = 1km、のこり300m。1km300m。もとにもどる。正しい。
2. 重さの単位
重さの単位には、つぎのようなものがあります。
| 単位 | 読み方 | かんけい |
|---|---|---|
| g | グラム | 1kg = 1000g |
| kg | キログラム | 1t = 1000kg |
| t | トン | — |
れいだい: 2kg500g は何gですか。
1kg = 1000g なので、2kg = 2000g。2kg500g = 2000g + 500g = 2500g。
検算: 2500g を kg と g にもどすと、2000g = 2kg、のこり500g。2kg500g。もとにもどる。正しい。
大事:長さの「1km = 1000m」、重さの「1kg = 1000g」はどちらも1000倍のかんけいです。0を3つつけたりとったりする、と考えるとまちがえにくいです。
3. 時刻と時間のちがい
「時刻」と「時間」はにていますが、ちがう意味です。
- 時刻 → 「いまは何時何分」という、時の1つの点 (例: 午前9時20分)
- 時間 → 「どれだけの長さか」という、時の長さ (例: 30分間)
時間の単位は、1日 = 24時間、1時間 = 60分、1分 = 60秒です。
れいだい: 1時間20分は何分ですか。
1時間 = 60分なので、1時間20分 = 60分 + 20分 = 80分。
検算: 80分を時間と分にもどすと、60分 = 1時間、のこり20分。1時間20分。もとにもどる。正しい。
4. 何分後・何分前の計算
れいだい: 午前9時40分から30分後の時刻を求めましょう。
40分 + 30分 = 70分。70分は1時間10分なので、9時に1時間をたして10時、のこり10分で午前10時10分。
検算:午前10時10分から30分前にもどすと、10分 − 30分はひけないので1時間かりて 70分 − 30分 = 40分、時は9時。午前9時40分。もとにもどる。正しい。
れいだい: 午後3時10分から20分前の時刻を求めましょう。
10分から20分はひけないので、1時間 (60分) かりて 70分 − 20分 = 50分、時は2時。午後2時50分。
検算:午後2時50分から20分後は、50分 + 20分 = 70分 = 1時間10分。2時 + 1時間 = 3時、のこり10分で午後3時10分。もとにもどる。正しい。
ポイント:時間の計算は、60分で1時間にくり上がる・くり下がることに気をつけます。ふだんの計算 (10ごとにくり上がる) とちがうので、まちがえやすいところです。
どう問われるか
- 「1km300m は何m」「2kg500g は何g」のような単位の言いかえが定番です。
- 「午前9時40分から30分後の時刻」のような時刻と時間の計算もよく出ます。
- 「km と m」「kg と g」をまぜた長さや重さのたし算・ひき算も出ます。
単位のかんけいを1つの表に
9級で出る単位は、かんけいをまとめておぼえると変かんでまよいません。
| なかま | かんけい |
|---|---|
| 長さ | 1 cm = 10 mm |
| 長さ | 1 m = 100 cm |
| 長さ | 1 km = 1000 m |
| 重さ | 1 kg = 1000 g |
| 重さ | 1 t = 1000 kg |
| 時間 | 1分 = 60秒 |
| 時間 | 1時間 = 60分 |
1000でつながるのは km と m、kg と g、t と kgです。60でつながるのは時間だけです。ここを取りちがえるのが、いちばん多いまちがいです。
よくまちがえるところ
| まちがい | 例 | 直し方 |
|---|---|---|
| 時間を100でくり上げる | 40分 + 30分 を70分のままにする | 60分で1時間にくり上げる |
| km と m を100でつなぐ | 2 km を200 m とする | km と m は1000でつながる |
| 「時刻」と「時間」を取りちがえる | 「何分かかったか」に時刻で答える | 時刻は一点、時間は長さ |
| 単位を書きわすれる | 「1500」とだけ答える | 数のあとにかならず単位を書く |
大事:小さい単位に直すと数は大きくなり、大きい単位に直すと数は小さくなります。答えを出したら「大きくなるはずか、小さくなるはずか」を考えてみましょう。
何分後・何分前の出し方
8時50分から9時20分までの時間は、ちょうどの時刻でいったん区切るとまちがえません。
| 順番 | 考えること | 時間 |
|---|---|---|
| 1 | 8時50分から9時ちょうどまで | 10分 |
| 2 | 9時ちょうどから9時20分まで | 20分 |
| 3 | 合わせる | 30分 |
いっぺんに計算しようとせず、ちょうどの時刻で切るのがこつです。1時間をまたぐときは、とくにこの方法が安全です。
手を動かしてたしかめよう
| やること | どうする |
|---|---|
| 1 km を歩く | 家から1 km の場所までかかる時間をはかる |
| 1 kg を持つ | 米や砂糖の1 kg の袋を持って、重さの感じをおぼえる |
| 1 t を考える | 1 kg の袋が1000こ分。軽自動車1台くらい |
| 60秒を数える | 時計を見ながら1分を数えて、体で60秒をつかむ |
数字だけでおぼえるより、じっさいの重さや長さを体で知っておくと、答えの見当がつくようになります。
自分でチェック
- 1 km = 1000 m と言える
- 1 kg = 1000 g、1 t = 1000 kg と言える
- 1時間 = 60分、1分 = 60秒 と言える
- 時間を60でくり上げられる
- ちょうどの時刻で区切って何分かを出せる
まとめ
- 長さ: 1cm = 10mm、1m = 100cm、1km = 1000m
- 重さ: 1kg = 1000g、1t = 1000kg
- 時刻は時の点、時間は時の長さ
- 時間の計算は60分で1時間にくり上がる・くり下がる
次の章では、円と球・三角形・表と棒グラフ・式を学びます。
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