ローマの平和(パクス・ロマーナ)は、アウグストゥスの元首政開始(前27年)から五賢帝時代末(後180年頃)までの約200年間、ローマ帝国の内部が比較的安定し繁栄した時代を指します。
| 整備されたもの | 例 |
|---|---|
| 交通 | アッピア街道など「すべての道はローマに通ず」 |
| 水道 | 水道橋・公衆浴場 |
| 娯楽 | コロッセウム(円形闘技場) |
| 法 | ローマ法・市民権の拡大 |
地中海が「ローマの内海(マレ・ノストルム)」と呼ばれるほど一体化し、交易と文化が栄えました。
たとえば、アッピア街道のような舗装道路が帝国の隅々まで延び、「すべての道はローマに通ず」と言われました。水道橋で水を引いた公衆浴場やコロッセウムが各地の都市に整い、地中海は「ローマの内海」と呼ばれるほど一体になっています。
ポイント この平和は属州への重税や大量の奴隷制に支えられた面もある。光と影を両面でとらえる視点が問われやすい。