基質特異性 とは、 酵素が 特定の基質にだけ結合して反応を触媒する性質。 酵素の 活性部位 と基質の立体構造が 鍵と鍵穴のように ぴったり合うものだけが反応できます。 アミラーゼはデンプンだけ、 ペプシンは タンパク質 だけを分解するのが例。
| 酵素 | 基質 | 生成物 |
|---|---|---|
| アミラーゼ | デンプン | 麦芽糖 |
| ペプシン | タンパク質 | ペプチド |
| リパーゼ | 脂肪 | 脂肪酸・グリセリン |
たとえば、ごはんをかんでいると甘くなるのは、だ液のアミラーゼがデンプンだけに作用して麦芽糖に変えるからです。同じだ液に浸ってもタンパク質や脂肪は分解されず、そちらはペプシンやリパーゼの担当になります。
覚え方 「活性部位=鍵穴、基質=鍵」で、形が合う相手にしか作用しないと考えると基質特異性がイメージできます。消化酵素と基質の組み合わせは丸暗記でなく対応で覚えましょう。