活性部位 とは、 酵素分子上で 基質が結合して反応が進む場所 です。 アミノ酸数個からなるくぼみ状の構造で、 基質と立体的に相補的。 結合した状態を 酵素基質複合体 と呼び、 反応後に生成物が離れ、 酵素は元に戻って再利用されます。
反応の流れは次のように進みます。
| 順 | 状態 |
|---|---|
| ① | 酵素+基質 |
| ② | 酵素基質複合体(活性部位で結合) |
| ③ | 酵素+生成物(酵素は元に戻る) |
たとえば、レバーにオキシドールをかけると泡が出続けるのは、カタラーゼの活性部位で過酸化水素が次々と水と酸素に分解されるためです。酵素自身は反応後も変化しないので、ごく少量でも反応が続きます。
試験では 「酵素は反応後に元に戻り繰り返し使える」点が問われます。活性部位の立体構造が壊れる(変性)と基質と結合できなくなり失活します。