遠赤色光 とは、 波長約730 nm の、 赤色光よりさらに長い波長の光。 植物の色素フィトクロム を もとの型 (Pr 型) に戻し、 赤色光 による発芽促進を打ち消して 光発芽種子の発芽を抑え ます。 茂った葉を通った光は遠赤色光が多く、 植物が込み合いを感じる手がかりになります。
| 最後に当てた光 | 光発芽種子 |
|---|---|
| 赤色光 | 発芽する |
| 遠赤色光 | 発芽しない |
たとえば、林の下や込み合った草むらでは、上の葉に赤色光が吸収されるので、届く光は遠赤色光の割合が高くなります。そこにある種子はフィトクロムが Pr 型のままになり、発芽が抑えられて無理に芽生えずに済みます。
試験では 「赤色光と遠赤色光を交互に当てると、最後に当てた光で結果が決まる」という可逆反応が頻出です。