用語集
サンゴ礁さんごしょう
造礁サンゴが作る石灰質の地形。熱帯・亜熱帯の浅海に発達し、海岸を守る一方で温暖化で危機に瀕するで頻出概念の一つ。
社会
サンゴ礁は造礁サンゴが分泌する石灰質の骨格でできた地形で、熱帯・亜熱帯のあたたかく浅い海 (おおむね水温 18 度以上) に発達する。波を弱めて海岸を守り、多種多様な海洋生物を育てる生態系の宝庫。
| 形態 | 海岸との関係 | 代表例 |
|---|---|---|
| 裾礁 | 海岸に直接張りつく | 沖縄諸島 |
| 堡礁 | 海岸から離れ礁湖をはさむ | オーストラリアのグレートバリアリーフ |
| 環礁 | 中央の島が沈み環状に残る | モルディブ・マーシャル諸島 |
たとえばモルディブは多数の環礁からなる島国で、サンゴ礁が国土そのものを形づくる。一方、地球温暖化による海水温上昇でサンゴが共生藻を失う白化現象や海洋酸性化が進み、世界中で危機に瀕している。
試験では 裾礁→堡礁→環礁という発達の順序 (島の沈降に伴う) と、温暖化による白化が問われる。サンゴ礁=地球環境問題の象徴的事例。