湧昇とは、表層の水が運び去られ、その補給として深層の冷たく栄養塩豊富な水が海面へ上昇する現象です。
| 段階 | 起こること |
|---|---|
| 1 | 風などで表層水が沖へ運ばれる |
| 2 | 不足を補うため深層水が上昇 |
| 3 | 栄養塩でプランクトンが大量発生 |
| 4 | 魚が集まり好漁場になる |
ペルー沖・カリフォルニア沖・北西アフリカ沖などで顕著です。深層からくみ上げられる栄養塩がプランクトンを育てるため、世界的な好漁場となります。エルニーニョのときは湧昇が弱まり、漁獲量が減ります。
たとえば、ペルー沖では岸に沿って吹く風が表層の水を沖へ運び、足りなくなった分を深層の冷たい水が下から補います。運ばれてきた栄養塩でプランクトンが増え、それを追って魚が集まるため世界有数の漁場になっています。
試験では 「湧昇=深層の栄養塩豊富な水が上昇→好漁場」という仕組みが要点です。エルニーニョで湧昇が弱まりペルー沖の漁業に打撃を与える点も押さえましょう。