海洋酸性化とは、大気中の二酸化炭素(CO₂)が海水に溶け込んで炭酸を生じ、海水の pH が下がる現象です。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 大気の CO₂ が増える |
| 2 | CO₂ が海水に溶けて炭酸になる |
| 3 | 海水の pH が下がる(酸性に近づく) |
| 4 | サンゴ・貝の殻づくりが妨げられる |
海は大気の CO₂ を吸収しますが、その結果として産業革命以降 pH は約 0.1 低下しました。炭酸カルシウムの殻をもつサンゴや貝が殻をつくりにくくなり、海洋生態系に深刻な影響を与えます。
たとえば、産業革命が始まってからの海水の pH は約 0.1 下がりました。数字だけ見ると小さな変化ですが、炭酸カルシウムの殻をつくるサンゴや貝にとっては、殻を育てにくくなる深刻な変化です。
試験では 「CO₂ 増加→海水に溶ける→pH 低下→殻をつくる生物に影響」という流れが要点です。地球温暖化(CO₂ が温室効果)と並ぶ、CO₂ 増加のもう一つの問題として押さえましょう。