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地学

地球ちきゅうの歴史れきしと災害さいがい

最終確認日:

この章しょうで学まなぶこと

第だい 10 章しょう (最終さいしゅう章しょう) は 地ち球きゅうの歴れき史しと災害さいがい です。 これまで学まなんだ知ち識しきを統合とうごうし、 「46 億おく年ねんの物語ものがたり」 と 「私わたしたちが直面ちょくめんする自し然ぜん災害さいがい」 を一緒いっしょに考えかんがえます。

  • 地質時代ちしつじだい区く分ぶん (先カンブリア時代せんかんぶりあじだい・古生代こせいだい・中生代ちゅうせいだい・新生代しんせいだい) を理り解かいする
  • 化石かせき (示準化石しじゅんかせき・示相化石しそうかせき) で過去かこを読よみ解とく
  • 地ち球きゅうの 5 大だい 大量絶滅たいりょうぜつめつ を学まなぶ
  • 気候変動きこうへんどう の歴れき史し (氷期ひょうき・間氷期かんぴょうき・ミランコビッチサイクルみらんこびっちさいくる) を知しる
  • 現代げんだいの 地球温暖化ちきゅうおんだんか と地球ちきゅう規模きぼ環境問題かんきょうもんだいを押おさえる
  • 自然しぜん災害さいがい (地震じしん・津波つなみ・火山かざん・気象きしょう・土砂どしゃ) と 防災ぼうさい を統合とうごう学習がくしゅう
  • ハザードマップはざーどまっぷ と 避難ひなん計画けいかく を作つくれるようになる

ポイント: この章しょうのキーワードは 「地ち球きゅうは変化へんかし続つづけている」 と 「災害さいがいを知しることが命いのちを守まもる」 です。

1. 地質ちしつ時代じだい区分くぶん

4 大だい区分くぶん

時じ代だい期き間かん (おおよそ)主おもな出来事できごと
先カンブリア時代せんかんぶりあじだい46 億おく-5.4 億おく年ねん前まえ地ち球きゅう誕たん生じょう、 海うみと大気たいき形けい成せい、 原核生物げんかくせいぶつ・真核生物しんかくせいぶつ
古生代こせいだい5.4 億おく-2.5 億おく年ねん前まえカンブリア爆発かんぶりあばくはつ、 魚類ぎょるい・両生類りょうせいるい・爬虫類はちゅうるい・陸上植物りくじょうしょくぶつ
中生代ちゅうせいだい2.5 億おく-6600 万まん年ねん前まえ恐竜きょうりゅうの時じ代だい、 アンモナイトあんもないと、 被子植物ひししょくぶつ出現しゅつげん
新生代しんせいだい6600 万まん年ねん前まえ-現在げんざい哺乳類ほにゅうるいと鳥類ちょうるいの時じ代だい、 人類じんるいの出現しゅつげん

古生代こせいだいの 6 紀きの

紀きの期き間かん出来事できごと
カンブリア紀かんぶりあき5.4-4.9 億おく年ねん前まえカンブリア爆発かんぶりあばくはつ、 三さん葉よう虫ちゅう
オルドビス紀オルドビスき4.9-4.4 億おく年ねん前まえ筆石ふでいし、 オルドビス紀おさむ末大量絶滅たいりょうぜつめつ
シルル紀シルルき4.4-4.2 億おく年ねん前まえ陸上植物りくじょうしょくぶつ出現しゅつげん、 オゾン層おぞんそう形成けいせい進すすむ
デボン紀でぼんき4.2-3.6 億おく年ねん前まえ魚類ぎょるいの時じ代だい、 デボン紀きの後期こうき大量絶滅たいりょうぜつめつ
石炭紀せきたんき3.6-3.0 億おく年ねん前まえ大おお森もり林はやし形成けいせい → 石炭せきたん、 両生類りょうせいるい
ペルム紀ぺるむき3.0-2.5 億おく年ねん前まえ爬虫類はちゅうるい多様たよう化か、 ペルム紀おさむ末大量絶滅たいりょうぜつめつ (史上しじょう最大さいだい)

中生代ちゅうせいだいの 3 紀きの

紀きの期き間かん出来事できごと
三畳紀さんじょうき2.5-2.0 億おく年ねん前まえ恐竜きょうりゅうと哺乳類ほにゅうるいの出現しゅつげん、 三畳紀さんじょうき末のまつ大量絶滅たいりょうぜつめつ
ジュラ紀じゅらき2.0-1.45 億おく年ねん前まえ恐竜きょうりゅうとアンモナイトあんもないとの全盛ぜんせい、 始祖鳥しそちょう
白亜紀はくあき1.45-0.66 億おく年ねん前まえ被子植物ひししょくぶつ繁栄はんえい、 白はく亜紀あき末まつ大量絶滅たいりょうぜつめつ (恐竜きょうりゅう絶滅ぜつめつ)

新生代しんせいだいの区分くぶん

紀きの / 世よ期き間かん出来事できごと
古第三紀こだいさんき6600 万まん-2300 万まん年ねん前まえ哺乳類ほにゅうるい大型おおがた化か、 ヒマラヤ形成けいせい開かい始し
新第三紀しんだいさんき2300 万まん-260 万まん年ねん前まえ人類じんるいの祖先そせん分化ぶんか
第四紀だいよんき 更新世こうしんせい260 万まん-1.2 万まん年ねん前まえ氷期ひょうきと間氷期かんぴょうきの繰くり返かえし、 ホモ・サピエンス
第四紀だいよんき 完新世かんしんせい1.2 万まん年ねん前まえ-現在げんざい農耕のうこうの開始かいし、 文明ぶんめい

化石かせきの種類しゅるい

種しゅ類るい役やく割わり例れい
示準化石しじゅんかせき時じ代だいを決きめる (短期間たんきかんに広範こうはん囲いに生せい息そく)三葉虫さんようちゅう (古生代こせいだい)、 アンモナイトあんもないと (中生代ちゅうせいだい)、 ヌンムリテス (新生代しんせいだい古ふる第だい三紀みき)
示相化石しそうかせき環境かんきょうを知しる (限かぎられた環境かんきょうに生せい息そく)サンゴさんご (浅あさく暖あたたかい海うみ)、 シジミ (淡水たんすい-汽水すい)

2. 大量たいりょう絶滅ぜつめつ

地ち球きゅう史上しじょう、 多数たすうの種たねが同どう時じに絶滅ぜつめつする 大量絶滅たいりょうぜつめつ が 5 回かい起おきました (= ビッグファイブ)。

順じゅん時じ期き絶滅ぜつめつ種しゅの割合わりあい主おもな原げん因いんと推定すいてい
①オルドビス紀おさむ末まつ (4.4 億おく年ねん前まえ)約やく 85 %寒冷かんれい化か・海うみ退しさ
②デボン紀きの後期こうき (3.7 億おく年ねん前まえ)約やく 75 %寒冷かんれい化か・海洋かいよう無酸素事変むさんそじへん
③ペルム紀おさむ末まつ (2.5 億おく年ねん前まえ)約やく 95 %シベリア洪水玄武岩こうずいげんぶがん噴火ふんか・温暖おんだん化か
④三畳紀さんじょうき末まつ (2.0 億おく年ねん前まえ)約やく 80 %パンゲア分裂ぶんれつ期きの噴火ふんか
⑤白はく亜紀あき末まつ (6600 万まん年ねん前まえ)約やく 75 %小惑星しょうわくせい衝しょう突とつ (ユカタン半島ユカタンはんとうチクシュルーブクレーターくれーたー)

白はく亜紀あき末まつ大量たいりょう絶滅ぜつめつの詳細しょうさい

証拠しょうこ内ない容よう
K-Pg境界けーぴーじーきょうかい の粘土ねんど層そう世せ界かい各地かくちに イリジウムいりじうむ 高こう含有がんゆう層そう (小惑星しょうわくせい起源きげん)
衝撃石英しょうげきせきえい衝撃しょうげきで生しょうじる鉱物こうぶつ
チクシュルーブクレーター直ちょっ径けい約 180 km、 6600 万まん年ねん前まえ
津波つなみ堆積たいせき物ぶつ太たい平へい洋よう・カリブ海かい沿えん岸がん

小惑星しょうわくせい (直径ちょっけい約やく 10 km) 衝突しょうとつ → 大量たいりょうの塵ちりで太たい陽よう光こう遮しゃ断だん → 光合成こうごうせい停止ていし → 食物連鎖しょくもつれんさ崩壊ほうかい → 恐竜きょうりゅうなど絶滅ぜつめつ。 一方いっぽう哺乳類ほにゅうるいと鳥類ちょうるい (= 恐竜きょうりゅうの子孫しそん) が生いき残のこり繁栄はんえい。

大事だいじ: 5 大大量絶滅たいりょうぜつめつの多おおくは 大だい規き模ぼ噴火ふんか (洪水こうずい玄武岩げんぶがん) や 小惑星しょうわくせい衝突しょうとつ による 急激きゅうげきな環境かんきょう変化へんか が原因げんいんです。 「緩ゆるやかな変化へんか には進化しんかで適てき応おうできても、 急激きゅうげきな変化へんか には適応てきおうが間まに合あわない」 という生命せいめいの性せい質しつが浮うかび上あがります。

3. 気候きこう変動へんどうの歴史れきし

地球ちきゅう史しの気候きこう変動へんどう

時じ期き気き候こう
先さきカンブリア時じ代だい全球凍結ぜんきゅうとうけつ (スノーボールアース) が数すう回かい
古生代こせいだい末まつ (ペルム紀きの)温暖おんだん化か、 末期まっきに超大陸ちょうたいりくパンゲア
中生代ちゅうせいだい (白亜紀はくあき)非常ひじょうに温暖おんだん (北極ほっきょくに森林しんりん)
新生代しんせいだい古第三紀こだいさんき温暖おんだん、 その後ご寒冷かんれい化か開始かいし
第四紀だいよんき (更新世こうしんせい)氷期ひょうきと間氷期かんぴょうきの繰くり返かえし (10 万まん年ねん周期しゅうき)
完かん新しん世よ (現在げんざい)安あん定ていした温暖おんだん期き、 ヒトの文明ぶんめい誕たん生じょう

ミランコビッチサイクル

氷期ひょうきと間氷期かんぴょうきが繰くり返かえされる主因しゅいんは、 地球ちきゅうの 公転軌道こうてんきどうと自転軸じてんじくの周期しゅうき的てき変動へんどう であり、 これを ミランコビッチサイクルみらんこびっちさいくる と呼よびます。

要素ようそ周しゅう期き
離心率りしんりつ (公こう転てん軌道きどうのつぶれ度ど)約やく 10 万まん年ねん
自転軸じてんじくの傾きかたむき約やく 4 万まん年ねん
歳差運動さいさうんどう (自転じてん軸じくの首くび振ふり)約やく 2 万まん年ねん

これらが重かさなって太たい陽よう放射ほうしゃの高こう緯い度どへの配分はいぶんが変かわり、 氷期ひょうき・間氷期かんぴょうきが起おきると考えかんがえられています。

気候きこう変動へんどうの証拠しょうこ

証しょう拠こ読よみ取とれること
氷床コアひょうしょうこあ (南極なんきょく・グリーンランド)過去かこ 80 万まん年ねんの気温きおん・CO₂濃度のうど
海底コアかいていコア有孔虫ゆうこうちゅうの 酸素同位体比さんそどういたいひ から過去かこの海水温かいすいおん
年輪ねんりん過去かこ数すう千せん年ねんの気候きこう
サンゴさんご・鍾乳石しょうにゅうせき過去かこの降水こうすい・海水温かいすいおん

4. 現代げんだいの地球ちきゅう温暖おんだん化か

地球ちきゅう温暖おんだん化かの現状げんじょう

産業革命さんぎょうかくめい以降いこう (1850 年ねんごろ)、 大たい気き中ちゅうの 二酸化炭素にさんかたんそ 濃のう度どが急きゅう激げきに増加ぞうかし、 世せ界かい平均へいきん気き温おんが上じょう昇しょうしています。

項こう目もく産さん業ぎょう革命かくめい前まえ現在げんざい (2020 年代ねんだい)
大たい気き CO₂ 濃のう度ど約やく 280 ppm約やく 420 ppm
世せ界かい平均へいきん気き温おん基き準じゅん+ 約やく 1.2 ℃

主おもな温室おんしつ効果こうかガス

ガス主おもな排出はいしゅつ源げん
二酸化炭素にさんかたんそ (CO₂)化石燃料かせきねんりょう燃ねん焼しょう、 森林しんりん伐採ばっさい、 セメント製造せいぞう
メタン (CH₄)家畜かちく・水田すいでん・天てん然ねんガス漏もれ
一酸化二窒素いっさんかにちっそ (N₂O)肥料ひりょう・工こう業ぎょう
フロン類フロンるい冷れい媒ばい・エアロゾル (削減さくげん中ちゅう)

温暖おんだん化かの影響えいきょう

影えい響きょう内ない容よう
海面上昇かいめんじょうしょう氷床ひょうしょう・氷河ひょうが融解ゆうかい、 海水かいすいの熱膨ぼう張ちょう (1900 年ねんから約やく 20 cm 上じょう昇しょう)
極端気象きょくたんきしょう豪雨ごうう・熱波ねつは・干ばつかんばつ・強つよい台風たいふうの増加ぞうか
海洋酸性化かいようさんせいか海うみが CO₂ を吸きゅう収しゅう、 サンゴさんごや貝かいが影えい響きょう
生態系せいたいけい変化へんか種たねの分ぶん布ぷ北上ほくじょう、 一部いちぶ種しゅの絶滅ぜつめつ
食糧しょくりょう生産せいさん作物さくもつ適地てきち移い動どう、 漁獲ぎょかく変動へんどう

国際こくさい的てきな取組とりくみ

枠組くみみ内ない容よう
京都議定書きょうとぎていしょ (1997)先進せんしん国こくの排出はいしゅつ削減さくげん義ぎ務む
パリ協定ぱりきょうてい (2015)全ぜん 196 か国こく・地ち域いきが参加さんか、 産業革命さんぎょうかくめい前まえ比ひ + 1.5 ℃ 以内いないを努ど力りょく目標もくひょう
カーボンニュートラルかーぼんにゅーとらる排出量はいしゅつりょう - 吸収量きゅうしゅうりょう = 0、 日本にほんは 2050 年ねん目標もくひょう

5. 自然しぜん災害さいがいの統合とうごう学習がくしゅう

これまで章しょうごとに学まなんできた災さい害がいを、 ここで 統合とうごう的てき に振ふり返かえります。

地震じしんと津波つなみ (第だい 2 章しょう関連かんれん)

災さい害がい主おもな原げん因いん備そなえ
直下型地震ちょっかがたじしん活断層かつだんそう家具かぐ固こ定てい・耐震たいしん化か・非常持出袋ひじょうじでぶくろ
海溝型地震かいこうがたじしんプレートぷれーと沈み込みしずみこみ津波つなみ避難ひなん・防潮ぼうちょう堤つつみ
津波つなみ海かい底てい地じ震しん・海底地すべりかいていじすべり揺ゆれたら すぐ高台たかだい
液状化えきじょうか砂すな質しつ地じ盤ばん + 地下水ちかすい地じ盤ばん調査ちょうさ・地盤改良じばんかいりょう

火山かざん災害さいがい (第だい 3 章しょう関連かんれん)

災さい害がい内ない容よう
噴石ふんせき大おおきな石いしの飛来ひらい (御嶽山おんたけさん 2014)
火砕流かさいりゅう高温こうおんのガスと火ひ砕物ぶつが高速こうそく流下りゅうか (雲仙うんぜん普賢岳ふげんだけ 1991)
溶岩流ようがんりゅう溶よう岩がんが山麓さんろくに流ながれ下くだる
火山灰かざんばい広範こうはん囲いに降下こうか、 健康けんこう被害ひがい・航空こうくう障害しょうがい
火山ガスかざんがす二酸化硫黄にさんかいおう・硫化水素りゅうかすいそ (草津くさつ白根山しらねさん等とう)

気象きしょう災害さいがい (第だい 7 章しょう関連かんれん)

災さい害がい備そなえ
豪雨ごうう・線状降水帯せんじょうこうすいたいハザードマップはざーどまっぷ確かく認にん、 警けい報ほうレベル 4 で避ひ難なん
台風たいふう・高潮たかしお早はやめの避ひ難なん、 海岸かいがんから離はなれる
竜巻たつまき頑丈がんじょうな建物たてもの内ない、 1 階かいの中心ちゅうしん部ぶ、 窓まどから離はなれる
落雷らくらい木この下した危険きけん、 建物たてものか車内しゃないへ
雪害せつがい雪崩なだれ警戒けいかい、 屋根やね雪下ゆきおろしは単独たんどくでしない

土砂どしゃ災害さいがい (第だい 4 章しょう関連かんれん)

種しゅ類るい前ぜん兆ちょう
土石流どせきりゅう山鳴やまなり、 河川かせんの急きゅうな濁にごり、 流木りゅうぼく
地すべりじすべり地面じめんの亀裂きれつ、 沢さわの水位すいい変へん化か
がけ崩れがけくずれ小石こいしの落下らっか、 地面じめんのひび割われ

6. 防災ぼうさいと減災げんさい

防災ぼうさいの 3 段階だんかい

段だん階かい内ない容よう
事前じぜん (備そなえ)ハザードマップはざーどまっぷ確かく認にん、 家具かぐ固定こてい、 非常持出袋ひじょうじでぶくろ、 家族かぞく避難ひなん計画けいかく
発生はっせい時じ命いのちを守まもる行こう動どう (低ひくく・隠かくれる・頭あたまを守まもる)
事後じご (復旧ふっきゅう)安否あんぴ確かく認にん、 ライフライン復旧ふっきゅう、 二次災害にじさいがい防ぼう止し

ハザードマップの使つかい方かた

ステップ内ない容よう
① 入手にゅうしゅ市区しく町村ちょうそんホームページ、 国土地理院こくどちりいん重ねるハザードマップかさねるはざーどまっぷ
② 確かく認にん自宅じたく・学がっ校こう・職場しょくばの 浸水しんすい・土砂どしゃ・津波つなみ・火山かざん リスク
③ 経路けいろ安全あんぜんな 避難経路ひなんけいろ を複ふく数すう決きめる
④ 共有きょうゆう家族かぞくと集しゅう合ごう場ば所しょ・連れん絡らく手段しゅだんを決きめる

非常ひじょう持じ出で袋ぶくろの中身なかみ (例れい)

分類ぶんるい中身なかみ
水みず・食料しょくりょう飲料いんりょう水すい (1 人ひと 1 日にち 3 L)、 非常食ひじょうしょく (3 日にち分ぶん)
衛生えいせいマスク・手て指ゆび消毒しょうどく・タオル・トイレパック
情報じょうほうラジオ・モバイルバッテリー・懐中かいちゅう電灯でんとう
医薬いやく常備薬じょうびやく・救急きゅうきゅう用品ようひん
個人こじん身分みぶん証しょうコピー・現金げんきん・着替がえ

共助きょうじょと自助じじょ

概がい念ねん内ない容よう
自助じじょ自分じぶんと家族かぞくの命いのちを守まもる (備そなえと行こう動どう)
共助きょうじょ近所きんじょ・地ち域いきで助たすけ合あう (声ごえかけ・救出きゅうしゅつ)
公助こうじょ消防しょうぼう・警察けいさつ・自衛隊じえいたいなど行政ぎょうせいの救きゅう助じょ

大事だいじ: 大だい規き模ぼ災害さいがい時じは 公助じょが届とどくまで数すう日にちかかる ことが多おおく、 最初さいしょの 72 時じ間かんは 自じ助じょと共きょう助じょ が命いのちを救すくいます。 日ひごろから近所きんじょと顔かおを知しっておきましょう。

7. 地球ちきゅうを守まもる一員いちいんとして

私わたしたちにできること

分野ぶんや行動こうどう
地球温暖化ちきゅうおんだんか省しょうエネ・再生可能エネルギーさいせいかのうえねるぎー利用りよう・食品ロスしょくひんろす削減さくげん
防災ぼうさいハザードマップはざーどまっぷ確かく認にん・避難訓練ひなんくんれん参加さんか・防ぼう災さい用品ようひん準じゅん備び
生態系せいたいけい保全ほぜん在来ざいらい種しゅを守まもる・外来がいらい種しゅを持もち込こまない・海洋プラスチックかいようプラスチック減へらす
科学かがくへの関心かんしん科学かがくリテラシーを高たかめる・情報じょうほうを鵜呑うのみにしない

持続じぞく可能かのうな開発かいはつ目標もくひょう (SDGs)

地ち学がくと関連かんれんが深ふかい目標もくひょうは多おおくあります。

目標もくひょう関連かんれん
6: 安全あんぜんな水みず水みず資源しげん・水質すいしつ
7: クリーンエネルギー再生可能エネルギーさいせいかのうえねるぎー
11: 住すみ続つづけられるまち防災ぼうさい・都市とし計画けいかく
13: 気候きこう変動へんどう対策たいさく地球温暖化ちきゅうおんだんか
14: 海うみの豊ゆたかさ海洋かいよう保全ほぜん
15: 陸りくの豊ゆたかさ森林しんりん・生物多様性せいぶつたようせい

8. ふりかえり

  • [ ]地質時代ちしつじだい 4 大だい区分くぶん (先カンブリアせんカンブリア・古生代こせいだい・中生代ちゅうせいだい・新生代しんせいだい) を言いえる
  • [ ]古生代こせいだい 6 紀きの・中生代ちゅうせいだい 3 紀きの・新生代しんせいだいの区分くぶんが言いえる
  • [ ]示準化石しじゅんかせきと示相化石しそうかせきの違ちがい、 代表だいひょう例れいが言いえる
  • 5 大大量絶滅たいりょうぜつめつ とそれぞれの主因しゅいんを言いえる
  • [ ]白亜紀はくあき末すえ大量たいりょう絶滅ぜつめつが 小惑星しょうわくせい衝突しょうとつ (K-Pg境界けーぴーじーきょうかい・イリジウムいりじうむ) と言いえる
  • [ ]氷期ひょうきと間氷期かんぴょうきの繰くり返かえし (ミランコビッチサイクルみらんこびっちさいくる) が言いえる
  • [ ]氷床コアひょうしょうこあや酸素同位体比さんそどういたいひから過去かこの気候きこうがわかると知しっている
  • [ ]現代げんだいの地球温暖化ちきゅうおんだんか (CO₂ 280 → 420 ppm、 + 約やく 1.2 ℃) を言いえる
  • [ ]パリ協定ぱりきょうていとカーボンニュートラルかーぼんにゅーとらるが何なにか説せつ明めいできる
  • [ ]ハザードマップはざーどまっぷの使つかい方かたがわかり、 自宅じたくのリスクを確かく認にんした
  • [ ]非常持出袋ひじょうじでぶくろの中身なかみを言いえる
  • [ ]自助じじょ・共助きょうじょ・公助こうじょの違ちがいが言いえる
  • [ ]災害さいがい種しゅ別べつの適切てきせつな避難ひなん行こう動どう (低ひくく隠かくれる・高台たかだいへ・建物たてもの内ないへ) を使つかい分わけられる

この章しょうの安全あんぜん配慮はいりょ

  • ハザードマップはざーどまっぷを必かならず確かく認にん し、 自宅じたく・学がっ校こうのリスクを把握はあくする
  • 揺ゆれたら 低ひくく・隠かくれる・頭あたまを守まもる (ドロップ・カバー・ホールドオン)
  • 津波つなみ警報けいほう → すぐ高台たかだいへ、 海岸かいがんから離はなれる
  • 豪雨ごうう・台風たいふう → 警けい報ほうレベル 4 で全員ぜんいん避難ひなん、 川かわの様子ようすを見みに行いかない
  • 火山かざん噴火ふんか警戒けいかい区く域いきに立たち入いらない、 ヘルメットへるめっと着用ちゃくよう
  • 非常持出袋ひじょうじでぶくろを 半年はんとしごとに中身なかみ点検てんけん (賞しょう味み期限きげん等とう)
  • 家族かぞくと 集しゅう合ごう場ば所しょ・連れん絡らく手段しゅだん を決きめておく

9. 高校こうこう地学ちがく全体ぜんたいのまとめ

第だい 1-10 章しょうを通とおして学まなんだこと:

章しょうテーマ中心ちゅうしん概がい念ねん
1地ち球きゅうの概がい観かん形かたち・大おおきさ・層構造そうこうぞう・年齢ねんれい
2プレートテクトニクス地震じしん・海嶺かいれい・海溝かいこう・活断層かつだんそう
3火山かざんと岩石がんせきマグマまぐま・噴火ふんか様よう式しき・火成岩かせいがん
4地表ちひょうの変化へんか風化ふうか・侵食しんしょく・堆積たいせき・地層ちそう
5大たい気きと放射ほうしゃ大気たいき構造こうぞう・太陽放射たいようほうしゃ・地球放射ちきゅうほうしゃ
6海洋かいよう海流かいりゅう・深層循環しんそうじゅんかん・エルニーニョえるにーにょ
7天てん気きと季き節せつ高気圧こうきあつ・低気圧ていきあつ・前線ぜんせん・台風たいふう
8太たい陽よう系けい太陽たいよう・惑星わくせい・ケプラーの法則けぷらーのほうそく
9恒星こうせいと銀河ぎんがHR図えいちあーるず・星ほしの一生いっしょう・ビッグバンびっぐばん
10地ち球きゅうの歴れき史しと災害さいがい地質時代ちしつじだい・大量絶滅たいりょうぜつめつ・防災ぼうさい

最後さいごに: 地ち学がくは 「地球ちきゅうを知しる学問がくもん」 であり、 同時どうじに 「地球ちきゅうとともに生いきる知ち恵え」 です。 岩石がんせきの一ひとつ・空そらの一いち雲くも・夜空よぞらの一星いちぼしから、 46 億おく年ねんの物語ものがたりと 138 億おく年ねんの宇う宙ちゅうが見みえてきます。 この視し座ざを持もったまま、 これからの人生じんせいを歩あゆんで下ください。 科学かがくと命いのちと地球ちきゅうを守まもる一員いちいんとして。

博物館に展示された全長 12 m の獣脚類恐竜化石
ティラノサウルス・レックス — 白亜紀はくあき末 (約やく 6800-6600 万まん年ねん前まえ) の北米ほくべいに生息せいそくした最大さいだい級きゅうの肉食にくしょく恐竜きょうりゅう。 K-Pg境界けーぴーじーきょうかいの大量たいりょう絶滅ぜつめつで鳥類ちょうるい以外いがいの恐竜きょうりゅうと共ともに絶滅ぜつめつした。
地球誕生から現在までの主な出来事を時計型に並べた図
地質時計ちしつとけい — 地ち球きゅう誕たん生じょう (46 億おく年ねん前まえ) を 12 時とき、 現げん在ざいをふたたび 12 時ときに置おいた 「1 時と計けい = 46 億おく年ねん」 の表ひょう示じ。 ヒト (Homo sapiens) の出現しゅつげんは 最後さいごの 0.4 秒びょう、 文ぶん明めいは 0.005 秒びょう に過すぎない。 地学ちがくがあつかう時じ間かんスケールの巨きょ大だいさを一目ひとめで体たい感かんできる。
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