イリジウム(Ir)とは、白金族の重い金属元素です。地球の地表にはごくわずかしかありませんが、隕石には比較的多く含まれます。
| 場所 | イリジウムの量 |
|---|---|
| 地球の地表の岩石 | ごくわずか |
| 隕石 | 多い |
| K-Pg境界の粘土層 | 異常に濃集 |
白亜紀と新生代の境(K-Pg境界)の地層からイリジウムが世界各地で高濃度に見つかったことが、巨大隕石衝突説の有力な証拠となりました。衝突で舞い上がったイリジウムが世界中に降り積もったと考えられます。
たとえば、白亜紀と新生代の境目にはさまれた薄い粘土層を世界各地で分析すると、どこでもイリジウムの濃度が異常に高くなっています。地球の地表には乏しく隕石に多い元素なので、巨大な天体が衝突した証拠と受け止められました。
試験では 「K-Pg 境界のイリジウム濃集=巨大隕石衝突の証拠」というつながりが頻出です。恐竜の大量絶滅の原因とセットで押さえましょう。