氷床コアとは、南極大陸やグリーンランドの氷床を、円柱状に深く掘り取った試料です。氷には降り積もった当時の空気が気泡として閉じこめられており、過去の大気を直接調べられます。
| 氷床コアからわかること | 手がかり |
|---|---|
| 過去の気温 | 氷をつくる水の酸素同位体比 |
| 過去の大気の組成 | 氷に閉じこめられた気泡(CO₂ など) |
| 火山噴火・砂塵 | 氷に含まれる火山灰や塵の層 |
深いほど古い氷で、深さ数 km のコアからは数十万年前までの気候が読み取れます。過去の氷期・間氷期で CO₂ 濃度と気温が連動していたことなどが、氷床コアの研究で明らかになりました。
試験では 「氷床コア=過去の気温と大気組成を復元する試料」という役割が問われます。気泡から当時の CO₂ 濃度がわかる点を押さえましょう。