用語集
切れ字きれじ
俳句 で 句 に 切れ を 入れ、 余情 や 感動 を 生む 語。 や・かな・けり が 代表。
国語
切れ字とは、俳句で句の途中や末尾に切れを入れ、余情や感動を生む語です。主なものは次の3つで、一句に一つ用いるのが原則です。
| 切れ字 | 働き | 例 |
|---|---|---|
| や | 感動・余情を込めて区切る | 古池や |
| かな | 句末で詠嘆する | 雪の朝かな |
| けり | 過去・気づきの詠嘆 | 降りにけり |
松尾芭蕉「古池や蛙飛びこむ水の音」では、「や」で一度切れることにより、静まり返った古池の情景がふっと立ち上がります。切れ字で句が切れると、読み手の想像が入りこむ「間」が生まれます。五・七・五という短い形式の中で、深い世界を作り出すための大切な技法です。
試験では 「この句の切れ字を抜き出せ」「切れ字の効果を説明せよ」が頻出。や・かな・けりの三語を確実に覚え、どこで句が切れているかを意識して読むとよい。