用語集
遊牧ゆうぼく
草や水を求めて家畜とともに季節ごとに移動して暮らす牧畜の形態。乾燥帯のモンゴル・西アジアや寒帯のシベリアで行われる。
社会
遊牧とは、家畜の食料となる草や水を求めて、家畜と人がともに季節ごとに移動して暮らす牧畜です。雨が少なく作物が育ちにくい乾燥帯や、寒さの厳しい寒帯で行われます。
| 地域 | おもな家畜 | 住居 |
|---|---|---|
| モンゴル | 羊・ヤギ・馬 | ゲル(組み立て式テント) |
| 西アジア・サハラ砂漠 | ラクダ | テント |
| シベリア | トナカイ | テント |
たとえばモンゴルの遊牧民は、季節ごとに草地を移りながらゲルで暮らします。住居が組み立て・解体しやすいのは、移動生活に合わせた知恵です。近年は政府の定住化政策などで遊牧民の数は減少傾向にあります。
ポイント 「移動して家畜を飼う=遊牧」「一か所で乳牛を飼う=酪農」のちがいを区別。乾燥帯・寒帯という、農業に向かない環境への適応であることがカギ。