温帯は、四季の変化がはっきりし、気温・降水量とも比較的穏やかで人間の活動に最も適した気候帯です。日本の大部分が属し、世界人口の多くが集中しています。
| 区分 | 特徴 | おもな農業 | 代表地域 |
|---|---|---|---|
| 温暖湿潤気候 | 夏は高温多湿、四季が明瞭 | 稲作 | 日本・中国南部・米国南東部 |
| 西岸海洋性気候 | 1 年中穏やか | 酪農・小麦(混合農業) | 西ヨーロッパ |
| 地中海性気候 | 夏は乾燥、冬に雨 | オリーブ・ぶどう・小麦 | 地中海沿岸 |
たとえば日本では温暖湿潤気候のもとで稲作が、地中海沿岸では地中海性気候のもとでオリーブやワインづくりが発達しました。古代から大文明が栄えた地域もほとんどが温帯です。
試験では 温帯の 3 区分と、それぞれの農業・地域を結びつける問題が頻出。雨温図の形(夏に雨が多い/冬に雨が多い/1 年中平均的)で見分けよう。
温帯 (C 気候) はケッペン区分で最寒月平均気温が -3〜18 度の温暖な気候帯。世界の主要文明と人口が集中する地域と重なる。降水の季節配分で 3 つに細分される。
| 記号 | 気候 | 特徴 | 代表 |
|---|---|---|---|
| Cfa | 温暖湿潤気候 | 夏高温多雨・冬寒冷 | 日本本州 |
| Cfb | 西岸海洋性気候 | 年中平穏で温暖 | 西欧 |
| Cs | 地中海性気候 | 夏乾燥・冬多雨 | 地中海沿岸 |
大陸東岸は夏のモンスーンで多雨の Cfa、大陸西岸は偏西風と暖流の影響で Cfb や Cs になりやすいという「東岸・西岸の違い」がポイント。
試験では 同緯度でも大陸の東岸と西岸で気候が異なる理由 (海流・季節風・偏西風) が頻出。3 つの細区分と代表都市の雨温図を結びつける。