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地学

太陽系たいようけい — 太陽たいよう・8 惑星わくせい・小しょう天体てんたいとケプラーの法則ほうそく

最終確認日:

この章しょうで学まなぶこと

第だい 8 章しょうでは 太たい陽よう系けい を学まなびます。 中心ちゅうしんの 太陽たいよう、 8 つの 惑星わくせい、 そして 小天体しょうてんたい まで、 私わたしたちの 「家いえ」 である太たい陽よう系けいの全ぜん体たい像を見みていきます。

  • 太陽たいよう の構こう造ぞう (光球こうきゅう・彩層さいそう・コロナころな) と黒点こくてん・フレアふれあを知しる
  • 地球型惑星ちきゅうがたわくせい (水星すいせい・金星きんせい・地球ちきゅう・火星かせい) の共通きょうつう点てんと違ちがいを学まなぶ
  • 木星型惑星もくせいがたわくせい (木星もくせい・土星どせい・天王星てんおうせい・海王星かいおうせい) の特とく徴ちょうを押おさえる
  • 月つき の構こう造ぞう・満ち欠けみちかけ・潮汐ちょうせきを理り解かいする
  • 小惑星しょうわくせい・彗星すいせい・太陽系外縁天体たいようけいがいえんてんたい などの小天おあま体たいを知しる
  • 太たい陽よう系けいの 形けい成せい と ケプラーの法則けぷらーのほうそく を学まなぶ
  • 望遠鏡ぼうえんきょうと太陽たいよう観察かんさつの 安全あんぜん ルールを確かく認にんする

ポイント: 太たい陽よう系けいは中心ちゅうしんの太陽たいようが全ぜん質しつ量りょうの約やく 99.86 % を占しめます。 残のこりの 0.14 % で 8 惑星わくせい・衛星えいせい・小天おあま体たいができている、 という 「太陽たいようが圧あっ倒とう的てきな主役しゅやくの系けい」 です。

1. 太陽たいよう

太陽たいようの基本きほんデータ

項こう目もく値あたい
半はん径けい約やく 70 万まん km (地ち球きゅうの約やく 109 倍ばい)
質しつ量りょう約やく 2.0 × 10³⁰ kg (地ち球きゅうの約やく 33 万まん倍ばい)
表ひょう面めん温度おんど約やく 5800 K
中心ちゅうしん温度おんど約やく 1500 万まん K
主成分しゅせいぶん水素すいそ約 71 %、 ヘリウムへりうむ約 27 %
年ねん齢れい約やく 46 億おく年ねん
エネルギー源げん水素すいその 核融合反応かくゆうごうはんのう (水素すいそ 4 個こ → ヘリウムへりうむ 1 個こ)

太陽たいようの内部ないぶ構造こうぞう

領りょう域いき役やく割わり
中心核ちゅうしんかく (コアこあ)核融合反応かくゆうごうはんのうが起おこる (半径はんけいの約やく 1/4)
放射層ほうしゃそうエネルギーが電磁波でんじはで外そとに運はこばれる
対流層たいりゅうそう熱あつい流体りゅうたいが対流たいりゅうで表面ひょうめんへ

太陽たいようの大気たいき

層そう厚あつさ温度おんど観察かんさつ
光球こうきゅう約やく 500 km約やく 5800 K普通ふつうに見みえる太陽たいようの表面ひょうめん
彩層さいそう約やく 2000 km約やく 1 万まん K皆既日食かいきにっしょくの際さいに赤あかい縁えん
コロナころな数すう百ひゃく万まん km 以上いじょう約やく 100 万まん-200 万まん K皆既日食かいきにっしょくの際さいに真珠しんじゅ色しょくの光ひかり

黒点こくてんと太陽たいよう活動かつどう

黒点こくてん は光球こうきゅう上に見みえる暗くらい部分ぶぶんで、 周しゅう囲いより 約やく 1500 K 低ひくい ため暗くらく見みえます。 強つよい磁場じばが対流たいりゅうを抑おさえているために温おん度どが下さがります。

用よう語ご意い味み
黒点周期こくてんしゅうき約やく 11 年ねん (極きょく大だいと極きょく小しょうを繰くり返かえす)
フレアふれあ黒点こくてん付近ふきんの爆発ばくはつ、 X 線せん・紫外線しがいせんを放出ほうしゅつ
コロナ質量放出ころなしつりょうほうしゅつ (CME)コロナころなの物質ぶっしつが大量たいりょうに放出ほうしゅつされる現象げんしょう
太陽風たいようふう太陽たいようから吹ふくプラズマの流ながれ

太陽たいよう風ふうと地球ちきゅうへの影響えいきょう

現象げんしょう内ない容よう
オーロラおーろら太陽風たいようふうの荷電粒子かでんりゅうしが高こう緯い度どの大たい気きと衝突しょうとつし発光はっこう
磁気嵐じきあらし強つよい太陽風たいようふうで地ち球きゅう磁場じばが乱みだれる
通つう信しん障しょう害がいフレアふれあやCMEで短波たんぱ通信つうしん・GPS・人じん工こう衛星えいせいに影えい響きょう
宇宙天気うちゅうてんき太たい陽よう活かつ動どうが起おこす地ち球きゅう周しゅう辺へんの宇宙うちゅう環境かんきょうを予よ報ほう

2. 太陽系たいようけいの全体ぜんたい像ぞう

太陽と8惑星のサイズ比較図
太陽系たいようけい の太陽たいようと 8 惑星わくせい (大おおきさ比較ひかく、 距離きょりは縮尺しゅくしゃくでない) — 内側うちがわの 地球型惑星ちきゅうがたわくせい (水星すいせい・金星きんせい・地球ちきゅう・火星かせい) は小ちいさく密みつ度どが高たかく、 外側そとがわの 木星型惑星もくせいがたわくせい (木星もくせい・土星どせい・天王星てんおうせい・海王星かいおうせい) は大おおきくガス主体しゅたい。

太陽系たいようけいの構成こうせい

区く分ぶん主おもな天てん体たい
惑星わくせい太たい陽ようを公こう転てんする 8 個この大だい天てん体たい
準惑星じゅんわくせい冥王星めいおうせい・エリス・ハウメア・マケマケ・ケレス
衛星えいせい惑星わくせいの周まわりを回まわる天てん体たい (200 個こ以上いじょう)
小惑星しょうわくせい主おもに小惑星帯しょうわくせいたい (火か星せい-木もく星せい間) に分ぶん布ぷ
彗星すいせい氷こおりと塵ちりの天てん体たい、 楕円だえん軌道きどう
太陽系外縁天体たいようけいがいえんてんたい (TNO)海王星かいおうせいより外側そとがわ

惑星わくせいの公転こうてん軌道きどう

惑星わくせい太たい陽ようからの平均へいきん距きょ離り (天文てんもん単位たんい[au])公転周期こうてんしゅうき (年ねん)
水星すいせい0.390.24
金星きんせい0.720.62
地球ちきゅう1.001.00
火星かせい1.521.88
木星もくせい5.2011.86
土星どせい9.5529.46
天王星てんおうせい19.2284.01
海王星かいおうせい30.11164.79

ポイント: 1 天文てんもん単位たんい (1 au) ≒ 1.496 × 10⁸ km、 地ち球きゅう-太たい陽ようの平均へいきん距きょ離りです。

3. ケプラーの法則ほうそく

ドイツの天てん文もん学者がくしゃケプラーけぷらーが 16-17 世紀せいきに惑星わくせいの動うごきをまとめた 3 つの法ほう則そくです。

法ほう則そく内ない容よう
第1法則だい1ほうそく (楕円軌道だえんきどう)惑星わくせいは太陽たいようを 1 つの焦点しょうてんとする楕円だえん軌道きどうを回まわる
第2法則だい2ほうそく (面積速度一定めんせきそくどいってい)惑星わくせいと太陽たいようを結むすぶ線せんが一いっ定てい時じ間かんに描えがく面積めんせきは一いっ定てい
第3法則だい3ほうそく (調和の法則ちょうわのほうそく)公転周期こうてんしゅうき T の 2 乗じょうと軌道きどう長半径ちょうはんけい a の 3 乗じょうの比ひは一定いってい (T² ∝ a³)

ケプラー第だい 2 法則ほうそくの意味いみ

太陽たいように近ちかい場ば所しょ (=近日点きんじつてん) では速はやく、 遠とおい場ば所しょ (=遠日点えんじつてん) では遅おそく動うごきます。 これは 角かく運動うんどう量りょう保存ほぞん の帰結きけつであり、 後ごにニュートンにゅーとんの 万有引力ばんゆういんりょく で説せつ明めいされます。

大事だいじ: ケプラーの法則けぷらーのほうそくは 観かん測そくから導みちびかれた経験けいけん則そく で、 後ごにニュートンにゅーとんの力りき学がくと万有引力ばんゆういんりょくから 理り論ろん的てきに導出どうしゅつ されます。 観測かんそく → 法則ほうそく → 理論りろん、 という科学かがくの歩あゆみの典てん型けい例です。

4. 地球ちきゅう型がた惑星わくせい

地球ちきゅう型がた惑星わくせいの特徴とくちょう

特とく徴ちょう内ない容よう
半径はんけい小ちいさい (地ち球きゅうの 0.4-1.0 倍ばい)
密度みつど大おおきい (約やく 4-5.5 g/cm³)
主成分しゅせいぶん岩石がんせき・金属きんぞく
自じ転てん速度そくど遅おそい
衛星えいせい数少すくない (0-2 個こ)
環たまきなし

4 つの地球ちきゅう型がた惑星わくせい

惑星わくせい特とく徴ちょう
水星すいせい大たい気きほぼなし、 昼ひる約やく 430 ℃・夜よる約やく -170 ℃、 クレーターくれーたー多
金星きんせい二酸化炭素にさんかたんその厚あつい大たい気き、 温室効果おんしつこうかで表ひょう面めん約やく 460 ℃、 自じ転てんが逆ぎゃく向むき
地球ちきゅう液体えきたいの水みずと生命せいめい、 酸素さんそを含ふくむ大たい気き
火星かせい薄うすい二酸化炭素にさんかたんそ大たい気き、 過去かこに液体えきたいの水みず、 赤色しょく (酸化さんか鉄てつ)、 衛星えいせい 2 個こ

5. 木星もくせい型がた惑星わくせい

木星もくせい型がた惑星わくせいの特徴とくちょう

特とく徴ちょう内ない容よう
半径はんけい大おおきい (地ち球きゅうの約やく 4-11 倍ばい)
密度みつど小ちいさい (約やく 0.7-1.6 g/cm³)
主成分しゅせいぶん水素すいそ・ヘリウムへりうむ (土ど星せいより外そとは氷こおりも多た)
自じ転てん速度そくど速はやい
衛星えいせい数多おおい (60-90 個こ以上いじょう)
環たまきあり (土ど星せいが顕けん著ちょ)

4 つの木星もくせい型がた惑星わくせい

惑星わくせい特とく徴ちょう
木星もくせい太たい陽よう系けい最さい大だい、 大赤斑だいせきはん (巨きょ大だいな高気圧きあつ)、 ガリレオ衛星ガリレオえいせい 4 個こ (イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)
土星どせい美うつくしい環たまき (氷こおりと岩石がんせき)、 衛星えいせいタイタン (厚あつい大たい気き)
天王星てんおうせい自じ転てん軸が公こう転てん面めんにほぼ平行へいこう (=横倒よこだおし)、 氷こおり主成分しゅせいぶんで 氷惑星わくせい に分類ぶんるい
海王星かいおうせい青あおい色いろ、 強風きょうふう (時じ速そく 2000 km 級きゅう)、 トリトン (逆行ぎゃっこう衛星えいせい)

地球ちきゅう型がたと木星もくせい型がたの比較ひかく

項こう目もく地球型惑星ちきゅうがたわくせい木星型惑星もくせいがたわくせい
大おおきさ小しょう大だい
密度みつど大だい小しょう
主成分しゅせいぶん岩石がんせき・金属きんぞく水素すいそ・ヘリウム・氷こおり
衛星えいせい数少しょう多おお
環たまきなしあり
自転じてん遅おそ速はや

6. 月つき

月つきの基本きほんデータ

項こう目もく値あたい
半はん径けい約やく 1737 km (地ち球きゅうの約やく 1/4)
質しつ量りょう約やく 7.35 × 10²² kg (地ち球きゅうの約やく 1/81)
地ち球きゅうからの平均へいきん距きょ離り約やく 38 万まん km
公転周期こうてんしゅうき約やく 27.3 日にち (恒こう星せい月)
自転周期じてんしゅうき約やく 27.3 日にち (公転こうてんと同おなじ)

月つきの表面ひょうめん

部ぶ分ぶん特とく徴ちょう
月の海つきのうみ (海うみ)黒くろく平たいら、 過去かこの溶岩ようがんが固かたまった玄武岩げんぶがん
月の高地つきのこうち白しろく凹凸おうとつ、 古ふるい地ち殻かく、 クレーターくれーたー多
クレーターくれーたー隕石いんせき衝突しょうとつ跡あと、 大たい気きがないため残のこり続つづける

月つきの起源きげん (ジャイアントインパクト説せつ)

約やく 45 億おく年ねん前まえ、 原始げんし地球ちきゅうに 火か星せいサイズの天てん体たい (テイア) が衝突しょうとつし、 飛とび散ちった物質ぶっしつが集あつまって月つきができたという説せつが有力ゆうりょくです。 月つきの密度みつどが地ち球きゅうのマントルに近ちかいこと、 アポロ計画アポロけいかくの岩石がんせき分析ぶんせき結果けっかがこの説せつを支ささえています。

月つきの満ち欠けみちかけ

月つきは自分じぶんで光ひかっているのではなく、 太陽たいようの光ひかりを反射はんしゃしています。 月つき・地球ちきゅう・太陽たいようの位い置ち関かん係けいで見みえ方かたが変かわります。

形かたち名めい称しょう太たい陽よう-月つき-地ち球きゅうの配はい置ち
全部ぜんぶ暗くらい新月しんげつ太ふと-月つき-地ち (順じゅん)
右みぎ半分はんぶん光ひかる上弦の月じょうげんのつき直角ちょっかく配はい置ち (右みぎ 90°)
全部ぜんぶ光ひかる満月まんげつ太ふと-地ち-月つき (順じゅん)
左ひだり半分はんぶん光ひかる下弦の月かげんのつき直角ちょっかく配はい置ち (左ひだり 90°)

満ち欠けみちかけの周しゅう期きは約やく 29.5 日にち (朔望月さくぼうげつ)。 地ち球きゅうの公転こうてんの影えい響きょうで恒こう星せい月 (27.3 日にち) より長ながいです。

潮汐ちょうせき

月つきと太陽たいようの万有引力ばんゆういんりょくによる海水かいすいの動うごきが 潮汐ちょうせき です。

種しゅ類るい配はい置ち干かん満まんの差さ
大潮おおしお新月しんげつか満月まんげつ (一直線いっちょくせん)大だい
小潮こしお上弦じょうげんか下弦かげん (直角ちょっかく)小しょう

日食にっしょくと月食げっしょく

現象げんしょう配はい置ち
日食にっしょく太ふと-月つき-地ち (月つきが太陽たいようを隠かくす)、 新月しんげつのとき起おこりうる
月食げっしょく太ふと-地ち-月つき (地球ちきゅうの影かげに月つきが入はいる)、 満月まんげつのとき起おこりうる
皆既日食かいきにっしょく太陽たいようが完全かんぜんに隠かくれる、 コロナころなが観察かんさつできる
金環日食きんかんにっしょく月つきが遠とおいとき、 太陽たいようの縁えんが環状かんじょうに見みえる

7. 小しょう天体てんたい

小惑星しょうわくせい

主おもに 小惑星帯しょうわくせいたい (火か星せい-木もく星せい間) に分ぶん布ぷする岩がん石せき質の小天おあま体たいです。

名称めいしょう特徴とくちょう
ケレス最大さいだいの小惑星しょうわくせい (準惑星わくせいに分類ぶんるい)、 直径ちょっけい約やく 940 km
ベスタ・パラス大型おおがた小惑星しょうわくせい
イトカワはやぶさがサンプルを持もち帰かえった小惑星しょうわくせい
リュウグウはやぶさ2がサンプルを持もち帰かえったC型小惑星Cがたしょうわくせい

彗星すいせい

氷こおりと塵ちりでできた天てん体たいで、 太陽たいように近ちかづくと氷こおりが蒸発じょうはつして コマ や 尾お を形けい成せいします。

構こう造ぞう内ない容よう
核かく氷こおりと塵ちりの本ほん体たい (数すう km-数すう十じゅう km)
コマ核かくを包つつむ大気たいきのような部分ぶぶん
ダストの尾ダストのお太たい陽ようと反対はんたい側がわに伸のびる塵ちりの尾お
イオンの尾イオンのお太陽風たいようふうに流ながされるイオンいおんの尾お、 まっすぐ
由来ゆらい場ば所しょ
エッジワース・カイパーベルト海王星かいおうせいより外側そとがわ、 短たん周しゅう期き彗星すいせいの故郷こきょう
オールトの雲オールトのくも太たい陽よう系けいの最さい外がい縁えん、 長ちょう周しゅう期き彗星すいせいの故郷こきょう

太陽系たいようけい外縁がいえん天体てんたい

海王星かいおうせいより外側そとがわを公こう転てんする天てん体たいの総称そうしょうで、 冥王星めいおうせい や エリス が含ふくまれます。 2006 年ねんに冥王星めいおうせいが 「惑星わくせい」 から 「準惑星じゅんわくせい」 に分類ぶんるい変更へんこうされました。

流星りゅうせいと隕石せき

現象げんしょう内ない容よう
流星りゅうせい彗星すいせい・小惑星しょうわくせいの塵ちりが大たい気き中ちゅうで燃もえ光ひかる
流星群りゅうせいぐん彗星すいせいが残のこした塵ちりの帯おびを地ち球きゅうが通過つうか (例れい: ペルセウス座流星群ペルセウスざりゅうせいぐん)
隕石いんせき大たい気きで燃もえ尽つきず地表ちひょうに落おちた物体ぶったい

8. 太陽系たいようけいの形成けいせい

太たい陽よう系けいは約やく 46 億おく年ねん前まえ、 巨きょ大だいな 分子雲ぶんしうん が自身じしんの重力じゅうりょくで収縮しゅうしゅくして始はじまりました。

段だん階かい出来事できごと
① 分子雲ぶんしうんの収縮しゅうしゅく中心ちゅうしんに原始太陽げんしたいよう、 周しゅう囲いに 原始太陽系円盤げんしたいようけいえんばん
② 微惑星びわくせいの形成けいせい円えん盤ばん中ちゅうで塵ちりが集あつまり直径ちょっけい km 級きゅうの微惑星びわくせい
③ 原始惑星げんしわくせいの成せい長ちょう微惑星びわくせいが衝突しょうとつ合体がったい
④ 惑星わくせいの完成かんせい太たい陽よう近ちかくは岩石がんせき惑星わくせい、 遠とおくはガス惑星わくせい

スノーライン

太たい陽ようからの距きょ離りが約やく 2.7 au より外側そとがわでは 氷こおり が安あん定ていに存そん在ざいできます。 この境きょう界かいを スノーラインすのーらいん と呼よび、 内側うちがわでは岩石がんせきの地球型惑星ちきゅうがたわくせい、 外側そとがわでは氷こおりとガスを集あつめた木星型惑星もくせいがたわくせいができました。

9. 望遠鏡ぼうえんきょうと太陽たいよう観察かんさつの安全あんぜん配慮はいりょ

望遠鏡ぼうえんきょうの種類しゅるい

種しゅ類るい特とく徴ちょう
屈折望遠鏡くっせつぼうえんきょう対たい物ぶつレンズで集光しゅうこう、 惑星わくせい観察かんさつ向むき
反射望遠鏡はんしゃぼうえんきょう鏡かがみで集光しゅうこう、 大口おおぐち径けいが作つくりやすい、 星雲せいうん・銀河ぎんが向むき
電波望遠鏡でんぱぼうえんきょう電波でんぱを受信じゅしん、 雲くもや昼ひるでも観測かんそく可か

太陽たいよう観察かんさつの絶対ぜったいルール

絶対ぜったいダメ: 太陽たいようを 望遠鏡ぼうえんきょうや双眼鏡そうがんきょう・肉眼にくがんで直接ちょくせつ見みてはいけません。 一いっ瞬しゅんで 失しつ明めい の恐おそれがあります。

安全あんぜんな太たい陽よう観察かんさつの方法ほうほう注意ちゅうい点てん
投影板とうえいばん で像ぞうを紙かみに映うつして見みる望ぼう遠えん鏡きょうのファインダーに必かならずフタ
専せん用よう減光フィルターげんこうフィルター (ND5 以上いじょう) を対たい物ぶつ側に装そう着ちゃくサングラスや CD での代用だいようは厳禁げんきん
日食グラスにっしょくグラス で肉眼にくがん観察かんさつ規き格かく (ISO 12312-2) を確かく認にん、 1 度どに数すう秒びょう
高校こうの太陽望遠鏡たいようぼうえんきょう (Hα 専せん用よう)先生せんせいの指導しどう下かでのみ

夜よるの観察かんさつの安全あんぜん配慮はいりょ

場ば面めん注ちゅう意い
望ぼう遠えん鏡きょうの設置せっち平たいらな場ば所しょ、 通行人つうこうにんのじゃまにならない
暗くらがりの移い動どう赤色あかいろ LED ライト、 段差だんさ注ちゅう意い
山やまでの観察かんさつ防ぼう寒かん・熊くま鈴すず・大人おとな同行どうこう・気き象しょう急変きゅうへんへの備そなえ
レーザーポインターの使用しよう飛ひ行こう機や通つう行こう人じんに向むけない

10. ふりかえり

  • [ ]太陽たいようの構こう造ぞう (中心核ちゅうしんかく・放射層ほうしゃそう・対流層たいりゅうそう・光球こうきゅう・彩層さいそう・コロナころな) が言いえる
  • [ ]黒点こくてんが周しゅう囲いより暗くらいのは 温おん度どが低ひくい からと説せつ明めいできる
  • [ ]黒点こくてんの 11 年ねん周しゅう期きとフレアふれあ・CMEを知しっている
  • [ ]ケプラーの法則けぷらーのほうそく 3 つが言いえる
  • [ ]地球型惑星ちきゅうがたわくせいと木星型惑星もくせいがたわくせいの違ちがい (大おおきさ・密度みつど・衛星えいせい数・環たまき) が言いえる
  • [ ]月つきの起き源げん (ジャイアント・インパクト説じゃいあんといんぱくとせつ) を説せつ明めいできる
  • [ ]月つきの満ち欠けみちかけと日食にっしょく・月食げっしょくの配はい置ちが言いえる
  • [ ]小惑星しょうわくせい・彗星すいせい・太陽系外縁天体たいようけいがいえんてんたいの違ちがいがわかる
  • [ ]スノーラインすのーらいんが地球型ちきゅうがたと木星型もくせいがたを分わけたことを説せつ明めいできる
  • 太陽たいようを望遠鏡ぼうえんきょうで直接ちょくせつ見みてはいけない と知しっている

この章しょうの安全あんぜん配慮はいりょ

  • 太陽たいようを直ちょく接せつ見ない (望遠鏡ぼうえんきょう・双眼鏡そうがんきょう・肉眼にくがん)、 必かならず投影板とうえいばんか専せん用よう減光フィルターげんこうフィルター
  • 日食にっしょく観察かんさつは 規き格かく適てき合ごう日食グラスにっしょくグラス のみ使し用よう、 サングラス・CD・黒くろい下敷したじきは厳禁げんきん
  • 夜や間かん観察かんさつは 大人おとな同行どうこう、 防ぼう寒かん・足元あしもとの段差だんさ注ちゅう意い
  • 望遠鏡ぼうえんきょうのファインダーにもフタをする (太陽たいよう観察かんさつ中)
  • レーザーポインターを飛ひ行こう機や人ひとに向むけない

次じの章しょう: 第だい 9 章しょうではさらに視し野やを広ひろげて 恒星こうせいと銀河ぎんが を学まなびます。 太陽たいようのような星ほしがどのように生うまれ・進化しんかし・死しぬか、 そして宇う宙ちゅう全ぜん体たいがどうできたか (= ビッグバンびっぐばん宇う宙ちゅう論ろん) を知しります。

細い影を落とす美しい環を持つ土星
土星どせい (カッシーニ探査機たんさきが 2009 年ねん春分しゅんぶんに撮さつ影えい) — 太たい陽ようが環たまきの真ま横よこから当あたり、 環たまきが本ほん体たいの上うえに細ほそい影かげを落おとしている。 環たまきの主成分しゅせいぶんは 氷こおりと岩石がんせきの粒つぶ、 厚あつさわずか 10 m 程てい度どなのに直ちょっ径けいは約やく 28 万まん km。 木星型惑星もくせいがたわくせいで最もっとも顕けん著ちょな環たまきを持もつ。
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