与謝蕪村(1716-1783 年)は、江戸時代の俳人であり画家でもあった人で、風景を一枚の絵のようにえがく句風で知られています。
| 代表作 | 季語・季節 |
|---|---|
| 菜の花や月は東に日は西に | 菜の花(春) |
| 春の海ひねもすのたりのたりかな | 春の海(春) |
絵をかくのも上手だったので、句にも色や形がうかぶような美しさがあります。同じ江戸時代の 松尾芭蕉 とはまたちがう個性をもっています。
たとえば「菜の花や月は東に日は西に」は、一面の菜の花畑の上に、東の空にのぼる月と西にしずむ日を同時に置いた句で、一枚の絵のような広がりが目にうかびます。
ポイント 江戸時代から没後 200 年以上たっており、作品はすべてパブリックドメインです。芭蕉・小林一茶・正岡子規 とあわせて、代表的な俳人の一人として知っておくとよいでしょう。