文語調とは、古い日本語の言い方のことです。今ではあまり使わない言葉づかいが特徴で、短歌・俳句・百人一首・古文などでよく出てきます。
| 文語調(古い言い方) | 今のことば |
|---|---|
| 来たるらし | 来るらしい |
| なりけり・ありけり | だった・あった |
| いとをかし | とてもすてきだ |
持統天皇の「春過ぎて夏来たるらし」、松尾芭蕉 の「閑かさや」など、4 年生で学ぶ短歌・俳句にも文語調がふくまれています。
たとえば持統天皇の歌の「来たるらし」は、今のことばに直すと「来たらしい」となります。「らし」が「らしい」、「けり」が「〜だった」にあたる、と一つずつ対応させながら読むと、文語調の歌もぐっと分かりやすくなります。
ポイント 意味の全部を完全に理解しなくても大丈夫。まずは声に出してリズムを楽しむことが大切です。文語調になれておくと、中学・高校の古文学習への入り口になります。