小林一茶(1763-1828 年)は、江戸時代の俳人で、子どもや小さな生き物へのやさしいまなざしが特徴です。
| 代表作 | えがいているもの |
|---|---|
| やせ蛙まけるな一茶これにあり | やせたカエルへの応援 |
| 雀の子そこのけそこのけ御馬が通る | スズメの子への気づかい |
| 我と来て遊べや親のない雀 | 親のないスズメへのやさしさ |
やさしく親しみやすい言葉を使うので、子どもにも入りやすい俳人です。故郷の信州(長野県)で多くの句をよみました。
たとえば「やせ蛙まけるな一茶これにあり」は、やせて弱そうな蛙に「わたしがついているぞ、負けるな」と声をかけた句です。小さな生き物へのやさしいまなざしが、そのまま言葉になっています。
ポイント 江戸時代から没後 200 年近くたっており、作品はすべてパブリックドメインです。松尾芭蕉 のしずかな句風とくらべると、一茶のあたたかい句風のちがいがよく分かります。