唐音とは、鎌倉・室町時代以降に、中国の宋(そう)・元(げん)・明(みん)から入った新しい音読みです。数は少ないですが、独特な読みを持ちます。漢音・呉音と並ぶ3大音読みの一つです。
| 音読みの種類 | 入った時期 | 「明」の読み | 多い分野 |
|---|---|---|---|
| 呉音 | 5〜6世紀 | ミョウ | 仏教 |
| 漢音 | 7〜9世紀 | メイ | 学問・政治 |
| 唐音 | 鎌倉以降(新しい) | ミン | 禅・中華の言葉 |
たとえば「行」を唐音で読むと「アン」(行灯・行脚)、「明」は「ミン」(明朝)です。禅宗(ぜんしゅう)や中華の文化とともに入った言葉に多く見られます。
ポイント 唐音はいちばん新しい音読みで数が少ない。「行灯(あんどん)」「明朝体(みんちょうたい)」のような特別な読みは唐音です。