用語集
漢音かんおん
7-9 世紀に唐の長安から入った音読み。 公式な読みとされる。 行(コウ) 等。
7-9 世紀に唐の長安から入った音読み。 公式な読みとされる。 行(コウ) 等。
漢音とは、7〜9世紀(奈良・平安初期)に、唐(とう)の都・長安から学問や政治とともに入った音読みです。平安時代の朝廷で公式な読みとされました。
| 音読みの種類 | 入った時期 | 「行」の読み | 「明」の読み |
|---|---|---|---|
| 呉音 | 5〜6世紀(古い) | ギョウ | ミョウ |
| 漢音 | 7〜9世紀 | コウ | メイ |
| 唐音 | 鎌倉以降(新しい) | アン | ミン |
たとえば「行」は、漢音で「コウ」(行進・銀行)、呉音で「ギョウ」(修行)、唐音で「アン」(行灯)と読みます。一つの漢字に音読みがいくつもあるのは、時代ごとに別々に中国の発音が入ってきたからです。
ポイント 「呉音→漢音→唐音」と入った順を押さえる。漢音は学問・政治の言葉に多く、もっとも標準的な音読みになっています。