アーリヤ人は、中央アジアを起源とするインド・ヨーロッパ語族の一派で、前1500年頃インダス川流域からガンジス川流域へと進入し、先住民を征服して定住しました。
| 残したもの | 内容 |
|---|---|
| ヴェーダ | 最古の宗教文献(神々への賛歌) |
| バラモン教 | 司祭バラモンを頂点とする宗教 |
| カースト制 | 身分制度の原型(ヴァルナ) |
アーリヤ人が持ち込んだ宗教と社会のしくみが、後のインド社会の基層となりました。やがて仏教やヒンドゥー教もこの流れから生まれます。
たとえば、神々への賛歌を集めたヴェーダは、この人々が伝えた最古の宗教文献です。司祭バラモンを頂点とするバラモン教や、ヴァルナと呼ばれる身分の枠組みも彼らがもたらしたもので、のちの仏教やヒンドゥー教もこの流れの中から生まれました。
ポイント 「アーリヤ人優越」の議論は後にナチスなどの人種主義に悪用された経緯がある。言語集団であって優越人種ではない点に注意。