諸法無我 は、 仏教の根本真理を示す 三法印 (三つの旗印) の一つで、 すべての存在 (諸法) には変わらない実体や永遠の 「我」 (アートマン) はない とする教えです。 すべては 縁起 により互いに関わり合って生滅するため、 固定した 「我」 は存在しないとします。
| 三法印 | 内容 |
|---|---|
| 諸行無常 | すべては移り変わる |
| 諸法無我 | すべてに不変の実体はない |
| 涅槃寂静 | 煩悩が消えた安らぎの境地 |
たとえば十年前の自分と今の自分では、体をつくる細胞も考え方も入れ替わっています。それでも同じ「私」がずっと在ると思いがちで、仏教はその思い込みこそ苦しみの元になると見ました。
試験では 諸法無我 = 三法印 の一つで、 「不変の我はない」 という意味が問われます。 縁起・無我 と結びつけて理解しましょう。