ビルト・イン・スタビライザー(自動安定化装置)とは、 政府が政策判断を行わなくても、 既存の財政制度が自動的に景気を安定化させる機能です。 裁量的な財政政策と異なりタイムラグがなく機能する利点があります。
| 制度 | 好況時 | 不況時 |
|---|---|---|
| 累進課税 | 税収増で過熱を抑制 | 税負担減で消費を支える |
| 社会保障給付 | 支給減 | 支給増で需要を支える |
試験では ビルト・イン・スタビライザーは「累進課税と社会保障が自動的に景気を安定化させる」仕組みとして問われます。 裁量的な財政政策との違い(タイムラグなし)を押さえましょう。
ビルト・イン・スタビライザー(自動安定化装置)とは、財政の仕組み自体が景気を自動的に安定させる作用をいいます。
| 仕組み | 好況時 | 不況時 |
|---|---|---|
| 累進課税 | 税収が増え需要を抑える | 税収が減り需要を下支え |
| 社会保障給付 | 給付が減る | 失業給付などが増え需要を下支え |
たとえば不況になると税収が減り、失業給付などが増えるため、政府が特別な対策をとらなくても自動的に需要が下支えされます。政府が判断して行う裁量的な財政政策と異なり、制度に組み込まれて自動的に働く点が特徴です。
試験では 「ビルトインスタビライザー=自動的に景気を安定させる仕組み(累進課税・社会保障)」が頻出。裁量的財政政策との違いを押さえましょう。