極性とは、結合や分子に電荷のかたより(プラス側とマイナス側)がある性質のことです。結合する原子の電気陰性度の差が原因で生じます。
| 極性あり | 極性なし(無極性) | |
|---|---|---|
| 結合 | 電気陰性度の差がある() | 同種原子間(、) |
| 分子 | 分極が打ち消されない() | 分極が打ち消される(、) |
結合に極性があっても、分子の形が対称で分極が打ち消されれば無極性分子になります。たとえば は の直線形で左右の極性が打ち消され、無極性です。一方 は折れ線形なので打ち消されず極性分子になります。
試験では 「結合の極性」と「分子の極性」を区別する。極性分子は水によくとけ(・エタノール)、無極性分子は油によくとける、という溶解の傾向(似たもの同士がとけ合う)とあわせて問われる。